イタリアの指揮者ジャンルイジ・ジェルメッティが昨日お亡くなりになりました。モンテカルロにて。ご冥福をお祈りします。モンテカルロ・フィルの音楽監督を2度務めたのち終身名誉指揮者。なのでモナコ在住だったとして不思議ではない。
https://operawire.com/obituary-italian-conductor-gianluigi-gelmetti-dies-75/
https://www.resmusica.com/2021/08/11/deces-du-chef-dorchestre-gianluigi-gelmetti/
https://holanews.com/muere-el-director-de-orquesta-gianluigi-gelmetti-a-los-75-anos/
チェリビダッケ、フランコ・フェラーラ、ハンス・スワロフスキーに学び、シュトゥットガルト放送響、シドニー響、モンテカルロ・フィルなどのポストを歴任。2000年から2009年までローマ歌劇場の音楽監督。ベルリン・フィルやスカラ座、コヴェント・ガーデンなど世界の音楽の殿堂に出演してきた。ペーザロのロッシーニ音楽祭にも頻繁に招かれていて、ロッシーニのスペシャリストとしても知られている。
シエナのキジアナ音楽院やローマのサンタ・チェチーリア音楽院で教えた。EMI、ソニー、デッカ、テルデック、ナクソスなどから録音をリリース。
死因は、レブレヒトによれば肺がんだったそうです。全然関係がないのですが、ジェルメッティというお名前は本当に名前の響きからしてダンディそのもの。ジェルメッティという響き、最高にかっこうよくて好きだったんですよね。
MCSでは2019年6月にスペインのソプラノ、マリア・バーヨを招聘いたしましたが、バーヨはジェルメッティ指揮《セヴィリアの理髪師》のDVDで共演しておりましたね。