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イヴァン・フィッシャー、指揮しながらブースターショットを受ける

ハンガリーを代表する指揮者の一人、イヴァン・フィッシャーは本気かギャグかわからない想像の斜め上を行くパフォーマンスが得意。

お魚に向かって話しかけながらマーラーを演奏するという極めてはてなマークフルな演奏を披露したことも記憶に新しい。人形も多数配置されていたその見た目がシュール過ぎて団員もニヤニヤわらっていたところもポイントが高い。シュールポイントどんだけ稼ぎに来とんねん。あと(自称)音が良くなる奇妙なマスクを開発?したこともあったね・・・。以下、このブログでもご紹介をいたしました↓

https://mcsya.org/fischer-talks-to-fish/
https://mcsya.org/invan-fisher-new-mask/

で、だ。今週もまたイヴァン・フィッシャーの奇抜なパフォーマンスがバッチリ決まったちゅうけえの、ここで書くことにしただぎゃあ(どこの言葉ですか)。

なんと、シーズンオープニングコンサート、今週の水曜にブダペストの野外ステージで開催された公演ですが、そこでブダペスト祝祭管弦楽団を「指揮しながら」3回目のワクチンすなわちブースターショットを接種したという。

うせやろ(嘘やろ)!

本当です。APがニュースとして世界に発信している。

https://apnews.com/article/entertainment-lifestyle-health-arts-and-entertainment-hungary-6102c0d27b267fb918151343f9ccfa3d

「予防接種の必要性をさらに認識してもらうための試みである」「ワクチン接種はコロナウイルスが流行する前と同様の普通の生活や仕事をするチャンスを与えてくれる」「症例と死亡者数が減少する一方、ワクチンの接種率も劇的に低下している。成人人口の32%以上が予防接種を受けておらず、ワクチンへの躊躇が続いている。他の多くのヨーロッパ諸国はハンガリーの予防接種率を追い越している」

「フィッシャー氏が予防接種を受けただけでなく、オーケストラのメンバーはステージ上でCOVID-19の迅速検査を受けました」・・・おいおい、オケのメンバーも奇抜なパフォーマンスに一役買っているんか。最高やな。

指揮をしながらお注射って、身体が揺れるが大丈夫かという点も気になるところではありますが心配ご無用。ブースターショットの動画があるんで、どうぞ。

ジャケットをおもむろに脱ぐ、ワイシャツの右腕の部分が四角く切り取られている。しかもわりと雑に。そこにお注射プスーッ。オケメンバーも半透明の風船みたいなのを口に咥えてますがそれがたぶん検査キット。

もうちょっと長い動画は↓のURLで見られますんでどうぞ。

https://www.euronews.com/2021/08/27/hungarian-conductor-promotes-vaccination-by-receiving-a-jab-while-performing

イヴァン・フィッシャーは本日も通常運転だから、みんな安心してほしい。