ロイヤル・コンセルトヘボウ管(いつの間にかロイヤル・コンセルトヘボウになっていましたが今でもアムステルダム・コンセルトヘボウといいたくなってしまうんですよなぜだろうなぜかしら)の首席指揮者問題に関してレブレヒトが報じております。2018年にガッティがセクハラ問題で一発退場になって以来空席になっています。
ソース元のオランダの新聞記事をGoogleに英語になおしてもらって読みましたところ、しろうと目にも非常に流暢な英語で、オランダ語と英語の近さを感じたね。だいたいオランダ語っていうのは、私がベルギーに居た頃に聞いたジョークですけど「世界で最も不要な言語」と言われていて、英語とドイツ語を足して割ったような不思議な言葉です。iとかjとかが頻発いたします。ちなみにコンセルトヘボウというのはコンサートホールという意味で、Concertgebouwと綴ります。ゲボウウ!
初めてKLMに乗ったときは機内の映画の字幕を見てiとjの多さに驚いたものだよ。今は昔。
ある英国人の、作家も兼ねるピアニストは、オランダに本物の文学はない、と豪語していましたが本当か。オランダの有名な作家って誰だよ、いないだろ、言ってみな?、と問われ・・・・んー、、、アンネ・フランク?ってしか言えなかった自分は不勉強なのか。「それは別の問題だね」とやんわりと返されてしまいました。
さて、おどろくなかれ、先週の土曜にメンバーは投票をしたそうなのですが、メンバーたちが作成した(のかな?)長いリストから3名が絞り込まれその3名のうち誰がいいかということを投票したそうですが、おどろくなかれ、その3名というのがですね、
おどろくなかれ(ひつこい)
アンドリス・ネルソンス
ワレリー・ゲルギエフ
イヴァン・フィッシャー
というからのけぞるではありませんか。
ネルソンスはゲヴァントハウスとボストンだし、ゲルギエフは忙しすぎる。いろんな意味でスリリングすぎる。となると普通に考えられるのはフィッシャーなのですよね。
投票に基づきコンタクトをとって交渉開始!という流れになるのだそうです。投票結果は明らかにされていない模様。
さて、メンバーたちは誰を選んだのか。レブレヒトは、コンセルトヘボウのヴァイオリニストとしてキャリアをスタートさせたツヴェーデンの名前がない、と書いていますが、まあツヴェーデンはないんじゃないのかな、というのがわたしの個人的な感想というか印象でしょうか。え、なんでかって?・・・なんとなくだよ!!なんとなく!!!(逆ギレ)
いやでもネルソンスもゲルギエフもないと思いますけどね・・・。ネルソンスは普通に断る気がします。でもゲルギエフならNoとは言わないんじゃないかという気もします。ゲルギエフが来ることで資金面での安定が得られるという可能性もあります(ロシア政府がバックにいますので)。運営側としてはなかなかのジレンマですね。
というわけで普通に考えたらフィッシャー、でもゲルギエフの線も捨てきれない。それでは3名共に断られたら?その場合は・・・・・そのときまた考えまひょ。