韓国ではクラスターの発生、感染者の再拡大を受けて、再び劇場が今月14日まで閉鎖されているようですが、
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3fd2e379d02977901f2691c93919909c61686cb
なんとソウル・アーツ・センターで今月25日からマスネのオペラ《マノン》をフルステージで4日間連続、4公演上演があるそうです。まじですか!!主催は韓国国立オペラ。なお、ここからも仰天ポイントなんですが、セット、衣装、演出、オーケストラも通常通り。オーケストラはピットに入り、ステージ上にはフルサイズの合唱団も入る予定だそうです。げえっ。
なお客席がどういう仕様になっているのかは主催者のウェブサイトをGoogle翻訳を使って見たんですがいまいちよくわからず。どうなっているのか韓国語がわかる方教えて下さい。あと全然関係ないですけどソウル・アーツ・センターはWikipediaなどではよく「芸術の殿堂」という表記がされているんですが「ソウル・アーツ・センター」って書いた方が絶対的にはるか地平線のかなたに分かりやすくていいと思うのですが皆様的にはどうなんでしょうか。
Korea National Opera
http://www.nationalopera.org/ENG/Pages/Main/Main.aspx
この仰天ニュースは昨日ノーマン・レブレヒトのブログに掲載されたもので、ソース元は演出家が所属している事務所のメロス・オペラだとしています。しかしメロス・オペラのサイトには掲載されておらず(そもそもページが落ちているもしくはアクセスできない状態になっている)、メルマガはわたしも送ってもらっていますが当該の内容のものは届いておらず、Facebookページにもそれらしき投稿はないため、独自にレブレヒトがゲットした情報なのかな?
6/9 AM8:18追記
情報をいただきました。メロス・オペラのFacebookページに投稿がありました。私の目が節穴で申し訳ありません。
https://www.facebook.com/110459586239217/posts/553683981916773/
演出家の名前で検索したらこういうフランス語のページもヒットしました。
https://www.resmusica.com/2020/06/08/apres-covid-19-a-seoul-une-manon-normale/
DeepLに日本語にしてもらった文章がこれ:
韓国国立歌劇場では、6月25日から6月28日まで、マスネの「マノン」をオーケストラ、聖歌隊、舞台装置、衣装を使った完全版で上演します。フランスのオペラは、このようにして、コヴィド-19の危機後初の幕開けとなります。このリバイバルは、5月17日にフランスから到着したヴァンサン・ブサール演出家に託されたもので、彼は到着時に4分の1ずつ滞在し、6月3日からソウル・アーツ・センターでリハーサルを開始しました。
「4分の1ずつ滞在」て・・・。頑張れDeepL。がっつり応援してる!俺たちをこれからも助けてくれ!!
つまり隔離のために5月17日にソウルに到着しホテルかなんかで待機、6月3日から晴れてリハーサルを始めた、ということです。(待機時の宿泊費がかなりかかる)・・・あれ?いまフランス人って韓国に入国できるの?・・・もしかして超法規的措置ですか。詳しい人おしえて。
レブレヒトのブログには歌手たちと一緒に演出家がバイザーを着用している写真が載っていますが、バイザーは本番でも使用するのか?しないのか?そして4日間連続4公演、無事に終えられるか・・・!
期待。
6/10 AM6:13追記
教えていただきました。客席はやはり市松模様のようです。また韓国は待機すれば外国人も入国ができるそうです。ありがとうございます。
客席は添付したチケットサイトのスクショのように座席を前後左右を一席ずつ開けて、収容人数を50%の以内抑えています。そしてフランス人であれアメリカ人であれ入国管理局の管理下2週間の隔離さえやれば韓国に入国できます。指揮者のヴァンスカさんも先日入国して今ソウルにいます。 pic.twitter.com/2Dwn5H3HSK
— Anonymous (@aClaOta) June 9, 2020