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ジェイムズ・レヴァイン 復帰第2弾

James Levine – conductor Falstaff Metropolitan Opera House December 20, 2013

ジェイムズ・レヴァインの話題ふたたび。

少年へのセクハラでニュヨークのメトロポリタン歌劇場を追放され、ただいまメト側と係争中の伝説の指揮者、ジェイムズ・レヴァインの次なる仕事が発表されました。さて、どこでしょう。

こないだ発表になったのは来年1月のフィレンツェ。

https://mcsya.org/james-levine-comes-back/

そして今回またしても場所はイタリア。こんどはローマ、来年6月。サンタ・チェチーリア管です。最近、菅っていう漢字もよく目にしますが、サンタ・チェチーリア菅ではなくサンタ・チェチーリア管なのでそこのところよろしく。竹冠ね。

・・・しかしサンタ・チェチーリア菅って語呂、とってもいいですね。口に出してみてもしっくりくる。いますぐ歌い出しそうですらある。

フィルハーモニア菅:アパートの名前みたいか
ロイヤル・コンセルトヘボウ菅:しなやかな印象がして好き
バイロイト祝祭菅:強そうだが響きはいまいち
ウィーン・フィルハーモニー菅:踊る総理
パリ菅:短いことはいいことだ

あっ、脱線して遊んでいる場合ではなかった!!

ジェイムズ・レヴァインは来年の6月17から19日まで、サンタ・チェチーリア管を指揮するそうです。同オケへの客演は2002年以来だそうなので、19年ぶりとなる。まだ公式には出てないですけど、このあたりで読むことができます。

https://operawire.com/james-levine-to-conduct-accademia-orchestra-of-nazionale-di-santa-cecilia/

https://www.apemusicale.it/joomla/news/54-news2020/10322-roma-la-stagione-2020-21-dell-accademia-di-santa-cecilia

まじか。

プログラムは

シューベルト:交響曲第5番
モーツァルト:ディヴェルティメント 第15番 K.287
ブラームス:セレナード第2番

このプログラム、なんていうか・・・手堅くまとめてるやんって感じ?

今朝、横浜市の財政難のニュースを目にしましたけど、ローマだってもちろんお金は潤沢にはないと思うんですよね。だからジミーは破格の料金で受けているはず。プライベートジェットで飛ぶのだろうか、普通に民間機に搭乗できるのだろうか、いや、そもそも振れるのか、CAMIは潰れたが代理人は誰か、日本にも誰か呼んだりしないのか(これはまずないだろうけど)。・・・・またしてもいろいろ考えてしまいますね。

ローマ側も様々なリスクは織り込み済みで計画しているのでしょう。