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ベルリン・フィル、観客1000名を入れてフィルハーモニーでテストコンサート(チケットは瞬殺で完売)

twitter / Berliner Philharmoniker

ベルリン・フィルが昨晩(2021年3月20日)、本拠のベルリン・フィルハーモニーにおいて久々にライブのコンサートを実施しました。1000人をベルリンのフィルハーモニー(2440席=収容率40.1%)に入れて、指揮はペトレンコ、チャイコフスキーのロミオとジュリエットおよびラフマニノフの交響曲第2番なので合計80分てとこか。休憩はおそらくなし。上の画像がそれです。けっこう入っているように見えますが、1000人です。公演の詳細はここにあります↓

https://www.berliner-philharmoniker.de/en/titelgeschichten/20202021/pilot-project/

ツイッターによりますと鳥肌がたった&スタンディングオベーションの大成功だったとのことであります。めでたい。

これは今後コンサートを再開するためのテストと位置づけられた特別な公演で、チケットは販売開始から数分で完売したのだそうです。ベルリンの聴衆が高い感心を持って待っていたことがわかる。ベルリン・フィルの有料配信、デジタル・コンサートホールで日本時間の本日深夜3時から観られるそうです。ご興味あればぜひ。

入場者は全員テストを受ける必要があり(無料)、ワクチンをすでに受けた人も例外ではなかった。フィルハーモニーでもテストを受けることが出来たが、受け入れ数を超えたため、ベルリンの各所でのテストも受けることが出来る、と書かれておりました。(誰が費用を負担しているかというとおそらく政府もしくはオーケストラですね。)

このコンサートについていろいろと検証され、今後ベルリンでのコンサート活動あるいはドイツ全土でのコンサート活動にはずみがつくことになる、のかなと想像いたします。

しかし瞬殺でチケットが売り切れるとかベルリン・フィル、やっぱり強い。強すぎる。日本でも同じことできれば、とか夢見ますが、それは私の腹筋がバキバキに割れるのと同じくらい困難なことでありましょう(例えが悪すぎる)。