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ドイツの国際文化交流に貢献を果たした人物に与えられる「ゲーテ・メダル」を作曲家の細川俊夫(65)が受賞

「ギョエテって知ってる?」「知らんな」「ギョエーッ!!」

知らんのかいな。歌徳のことや、文豪やぞ。ブンゴー?ますますわからんな。ほなさいなら。

ゲーテゲーテって言いますけど、みんなゲーテのことどんだけ知ってるんです?私はといいますと、若い男性が悩んじゃって悩んじゃって挙げ句自死してしまったっていう話しか知らんのよ。このお話だって中学生か高校生の頃に読んでなんやちんぷんかんぷんだった、そういう思い出なんですよ。・・・・あっ、いまあんた私のことバカにしたやろ(被害妄想)。ゲーテはベートーヴェンとはうまくいかなかったが若き友人メンデルスゾーンのことは大変尊敬し、励ました。それぐらいは知ってるんだぜプンスカ。

それにしても世の中には自分の知らないことがたくさんあるのだと思います。「無知の知」っていう言葉、とても重要だと思いますよ。この「ゲーテ・メダル」もそうでした。また一つ賢くなっちゃって、私はどうしたらいいのか本当に判らない。

今年のゲーテ・メダルは日本を代表する作曲家であられる細川俊夫氏ほか合計3名に授与されることが決まったそうです。

https://www.goethe.de/ins/jp/ja/kul/sup/g21.html

https://www.schottjapan.com/news/2021/210520_182000.html

で、ゲーテ・メダルっていうのは何なのかといいますと、ゲーテ・インスティトゥートのウェブによりますと「ドイツ連邦共和国による表彰であるゲーテ・メダルを、国際文化交流に特別な貢献を果たした人物に授与しています」とあり、つまりそういうことです(どういうことですか)。毎年与えられる賞です。賞金があるかどうかは不明。

過去の受賞者リストはここにあって、1955年から毎年複数の人達に授与されている。2006年からは毎年3名に固定になったようです。どうやらドイツ人ではなくドイツの文化寄与した外国人の受賞者が多い。ドイツ国籍の人もイサン・ユンとかドイツ国籍を取得した外国人が多い。なるほど、ドイツ人に与えられるのは「例外的な場合を除く」ということなのだそうです。ドイツ文化の国際的な発展に寄与した外国人というくくりですね。

で、過去の受賞者だ。気になりますよね。うん、気になる。いっぱいいてなかなか追いきれないんですがクラシック音楽関係に絞りますと:

ペートル・エトヴェシュ(2018)
ジェラール・モルティエ(2014)
ダニエル・バレンボイム(2007)
シモーネ・ヤング(2005)
ソフィア・グバイドゥーリナ(2001)
ロルフ・リーバーマン(1997)     
イサン・ユン(1995)
パトリス・シェロー(1993)
ジョルジュ・リゲティ(1990)
グラシエラ・パラスケヴァイディス(1994)
クリストバル・アルフテル(1988)
ピエール・ブーレーズ(1987)

という感じです。なるほど。

このリスト、わたしが目視で確認しただけなんで、漏れてる人がいたらごめんなさい。