Blog

ANTHONY HEWITT GOD SAVE the KINGを弾くBONFIRE NIGHT(ホットワインとイギリスの伝統に浸る)

.

⚫︎これは何?

⚫︎ガイ・フォークス  ?!

⚫︎ボンファイヤー ?!

⚫︎薪?!

⚫︎ ANTHONY  HEWITTって言うピアニストって ?

⚫︎コンサート何故ベートーヴェンのGOD SAVE the KING なのか?

それには訳があります。

今から遡るところ420年1605年の11月4日の深夜の話です。

【歴史を学んだわけではないので

詳細はhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ガイ・フォークス・ナイトをお読みください】

焚き火夜祭と訳されていた英国のクリスマス前の一番大きな夜のお祭りは、世界的に広がったハロウィーンに比べ、どこまでいっても、イギリス固有のお祭りとして、日本にはあまり知られていない。

しかし昨今テロや紛争が世界のあちこちで拡大している今日この頃、今から420年ほど前のジェームズ1世の御代に国王共々議事堂を爆破しようと言う大テロ計画が未然に発覚して、大惨事が回避できたと言う事を祝い始めた当時の人々から脈々と今に続くこのお祭りに心を寄せるイギリス人の気持ちはよく理解出来る。全く違うものではあるけれども、薪の炎をずっと見ていると、子供心に京都の大文字を連想して、炎がありとあらゆる心の中に潜む煩悩を焼き尽くし、清らかな自分に近づけるのではないかと勝手に連想し、この企画を急遽考えました。ホットワインは用意出来るのですが薪にかざして焼いたマシュマロビスケットは用意できませんのでミンスミートパイでご容赦を………

「Hewitt?あのアンジェラ・ヒューイットの御親戚ですか?」左に非ず!

11月5日の我らのピアニストは
ANTHONY HEWITT

アンジェラと何が違う?
同じなのは、英語を母国語とするピアニストと言うだけ

アンジェラ・ヒュービットは知名度と動員力抜群のピアニスト、
ANTHONYはめちゃくちゃ「おもろい」「知る人ぞ知る」ピアニスト。


ANTHONYは自主企画が大好き!
その結果コンサートの集客よりも、自分が今何をしたいかが優先し、MCS同様集客や経済に苦労する。だけどカーティスで学び、レオン・フライシャーの門下であのウィリアム・カペル・コンクールで優勝したピアニストである。そんじゅそこらの経歴ではない。


アンジェラはトロントからロンドンへ居を移した。

ANTHONYは反対に英国からニューヨークに渡った(今はイギリスだけど、自然派なので田舎が大好きでほぼコンサートの時以外はロンドンにいない)

一言で言うとANTHONY  HEWITTはONEおばちゃん的に言えば「おもろいピアニスト」
もともと関西人のONEおばちゃんにとって“OMOROI”は音楽のみならず、人生における大切なキーワードの一つである。
人生面白くなきゃ始まらない!
そう言う演奏家による、英国人にとっては記念すべき休日“BONFIRE NIGHT” のお祭りコンサートです。ホットワインとミンスミートパイ(ANTHONYは忘れっぽい処があるので、彼にウェイトローズの一口ミンスミートパイをちゃんと人数分頼んでおいたのですが、万が一のことを考えて本人が持参しなかった場合は、当方でミニミートパイを準備しています。
グッドニュースは、ちゃんと忘れずに、イギリスのホットワインであるMULLED WINEは注文をしておいたそうです。後はちゃんと忘れずに旅行鞄の中に入れてもらう事のみ)

GUY FAWKES NIGHTと呼ばれているBONFIRE NIGHTは英国ではL老若男女が揃ってお祝いする祝日で、今のロンドンの議事堂が今日まであるのもそのおかげと、未然にテロを防げたと祝うガイ・フォークス・ナイトのコンサートです。

イギリスと違うのは暖炉がないので、子供がみんな寄ってたかってマシュマロを焼くことができないだけ!ホットワインはあります!(アルコールを召しあがらない方には氷だけで8時間以上掛けて作った氷出し煎茶をご用意いたします。スパークリングや有料のシャンパンのグラス販売もあります。