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レッスンするピアニスト/1

ググニンが言った「教えるの、最初好きというわけではなかった。一番最初の時、準備万端でピアノの前に座っている学生が「貴方に私を教える資格あるの?」とか言わんがばかりの自信満々の空気を漂わせて笑みを浮かべて弾き終えられるともう何を言って良いやらと真っ白。
その時自分が初めてナウモフのレッスンを受けた時のことを思い出した。
ニコニコ微笑みながら「君は満足なのかな?折角ならもっと皆んなも大満足出来る様にしよう」「……」あの時の自分がそこにいるんだ……その自分を見ながら「さあ一緒にもっと大満足を……」とナウモフを思い出しながらレッスンを始めた。
結局は自分が教えられた事を、教えることによって咀嚼して改めて血になり肉になるという実感するに至り、教えることが好きになった。特に自分がこれから弾こうと思っているレパートリーはありがたい機会だと思いますが、それ以外全く知らない作品に遭遇して 改めて自分が取り挙げた曲もあります。
教えるって事は自分が教わる事です。反対にそういう関係が築き上げられないのならば教えることはやめた方がいいと思います。