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伝説のホルン奏者デニス・ブレインの妻イヴォンヌ、死去

英国出身の伝説的なホルン奏者、デニス・ブレインの奥様がお亡くなりになったそうです。

https://slippedisc.com/2021/08/horns-in-mourning-dennis-brains-widow-has-died/

日本にもいろいろ変わった名字がありますけれど、英国の名字ブレインってのもなかなかインパクトあると思いますよね。「脳」ですもんね。なんとも賢そうな感じがするけれど、同時にちょっとゾワッとしたりするのは漢字で見ると慣れないし落ち着かないからでしょうか。イギリスではわりとある名前なんでしょうかね、これ。

デニス・ブレインといえば、英国の超天才ホルン奏者で、カラヤンが唯一ファーストネームで呼んだ演奏家だったとかどっかで読んだ記憶がありますがどこに書いてあったか忘れました。ここ読んだらデニス・ブレインが間違えたら「よかった!(Thank God)」って言われた程ものすごかったらしいぞ(=この人も間違えることがあるんや、ぐらいの意味)。あとホルンで《熊ん蜂の飛行》を楽々と演奏した、と聞けば皆様にも絶句していただけるのでないか。ピアノのラフマニノフ版だってしんどいんやぞ。せっかくなんでさらにむずいシフラ版でどうぞ。

なおご本人がお話をし、吹いてみせる映像はこちら。

デニス・ブレインといえば自動車事故で世を去っているんですが、印象としてお亡くなりになったのは相当前という感じ。レコーディングでいうとモノラル、映像でいうとモノクロの時代の人。なので、奥様がお亡くなりになったというニュースにはちょっと驚きました。ものすごい長生きだったのでは。

年齢はわからないんですが、Wikipediaによりますとデニス・ブレインがなくなったのが1957年で36歳。仮に奥様(子供が3人いたそうです)が当時30歳だったとして、96歳ぐらいか。やはりものすごい長生きですね。

夫を亡くしてからの64年は一体どういう人生だったのでしょうか。子供も小さかったでしょうからご苦労されたのでしょう。もしかすると再婚されていたのかもしれませんけれど、それにしても若くして、しかも交通事故で家族を失ったというのはどれほど悲しかったことでしょう。つらすぎる。私も今日は車運転しますけど、安全に行きたいなと。