「いやー、それにしても今年の秋もだめですね、冬もだめかもわからんね。あーナイアガラの滝行きてー」というのが合言葉のようになってきました。なお最後の一言は私の個人的な感想です。
海外アーティストの招聘に関してこういう会話がけっこうなされるようになっています。海外アーティスト、特に数十名でお越しになるオーケストラなど大きな団体の来日は、この秋はもうダメで冬にかけても厳しそう、という感じ。もちろん例外はありますけれども、あくまでも例外中の例外。
クラシック音楽業界屈指のゴシッパー、ノーマン・レブレヒトがゲットした情報によるとシカゴ交響楽団は来年1月に予定されていたアジアツアー(台湾、中国、日本)を延期、2022/23シーズン、つまり来年の秋以降に回すこととしたそうです。
https://slippedisc.com/2021/08/exclusive-chicago-symphony-calls-off-asia-tour/
ま、しゃーないね、という感想しか持てない。カモンベイビー・アメリカ!!・・・しかし、ですよ。2022/23シーズンにしたって大丈夫なのか。オーケストラの来日が出来るようになるのか?それも不安事項、懸念事項です。ある時突如として再び来日が可能になるのでは、とは想像するのですが、それがいつになるのか全く予測がつかない、というのがいま業界内でささやかれている悲観論。
何にせよ今の状況で、希望的観測で準備をすすめるということはただひたすらにリスク。時間とお金を失うだけで終わる可能性が少なからずある。そもそも国内アーティストだけで実施する公演も中止になるかもしれないし、大きな集客はなかなか困難という状況において、海外アーティストを呼ぶ、特にめちゃくちゃお金がかかるアメリカのオーケストラを呼ぶという行為は「かなりハイリスクな賭け」だと言えましょう。いやなかなか、本当に・・・・。
というわけで Get your shots, folks ! – Ken(←これが分かる人には「どんだけSlippedisc好きやねん」賞を差し上げたい)
ワクチン打とうぜ!!