Blog

クラシック音楽とラザニアの相性はいまいちらしい

ざっと2分ほど(短くてごめん)検索してみた感じ日本語の記事などはまだなさそうなんですが、宮城大学の研究者による「さまざまなジャンルの音楽を聴いた時に人々の食習慣はどのように変化するか」という最新の研究の結果が発表されたそうです(ここにあります。論文全部読むのは有料っぽいですが、概要が読めます。2021年9月3日公開。あと研究されたご本人のページも。)

英語でニュースにもなってまっせ:

https://www.telegraph.co.uk/news/2021/09/08/bach-no-bite-classical-music-will-put-burger/

https://www.thetimes.co.uk/article/bach-and-bite-classical-music-gives-listeners-a-taste-for-sweet-foods-r9bhj8wx2

被験者800人が「クラシック」「ジャズ」「ヒップホップ」「ヘヴィメタ・ロック」の4つのジャンルの音楽を聴いて食べ物の習慣/好みがどう変わるかを評価したということだそうであります。

それによりますと、バッハやベートーヴェンを聴くとファストフードなどを食べずに済むそうであります。もうちょっと具体的にはポテトチップス、ハンバーガー、ビーフサンド、ラザニアなどミートソース系のパスタを好まなくなるのだとか。

その一方で、クラシック音楽を聴くと低脂肪乳などの健康的な食べ物、あるいはミルクチョコレートといった甘い物も食べたくなる傾向がある、つうことなんだそうですよ。

まじっすか。

いやー、そうなんか。面白いですね。ポテトチップスが食べたくなったら《愛の挨拶》は流さないようにします。もともとそんな状況滅多に発生しないけど。・・・はっ!無意識のうちに私は避けていたのかっ!!!

今週も一週間頑張ってきたんで(自分比)、今夜は駅前のマクドナルドに行ってテイクアウトでポテナゲ(特大)と倍ビッグマックでも買って食べようかと思う。クラシック音楽は流さない。その代わり、、、そうねプロコフィエフの6番のソナタ第1楽章とかがいいかな(結局クラシックかよ)。

ところでクラシック音楽とかジャズとかそういうジャンルの音楽を知らない、聴いたことが全くない、という人たちでも同様の反応を示すのか?という点も調べがつくとさらにおもろいですね。いや21世紀の今どきクラシック音楽がどういうもんか全く知らないという人はなかなかいないと思うんで、そこまで調査を広げることに意味はないかもしれませんが、個人的にほんの少しだけ興味はあります。

明治時代に初めて西洋音楽を聴いた人たちが不快感を示しただったか爆笑だったかしたというような話があったと思うし、邦楽は日本在住の西洋人にとっては単なるノイズにしか聞こえず苦痛だった、とかいう話もどこかで読んだような気がするんですよね(うろおぼえなんで細かい点間違ってるかも)。