イギリスのロイヤル・フィルほかが実施した新たな調査結果によれば、ながらくコンサートが行われていなかった英国では「ロックダウン後の初めてのコンサートに参加すること」で聴衆の安心、自信、信頼が50%近く上昇することが明らかになったとのことであります。
https://www.classicfm.com/music-news/audience-confidence-rises-half-after-attending-first-concert/
つまり、観客を客席に呼び戻すためにはたくさんのコンサートを一気にぶわーっと並べるのではなく(結果的に並ぶことになったとしても)まずは「ホールに来て来て!という呼びかけに業界全体として力を注ぎ、安心感を持ってもらうこと」がキーなのではないか、と。
具体的な調査結果の一次ソースを見つけられなかったんですが、ロイヤル・フィルとインサイツ・アライアンスという会社による調査結果というのが、だいたい以下のような感じで上記URL(クラシックFM)の中で紹介されていました。
コンサートが戻ってくる前の調査ではクラシック音楽のコンサートに戻ってくる自信があると答えた人は53%だったが、今年の7月19日から8月1日までの間にコンサートに参加した2000人を対象に調査をした結果、79%の人が「今後ライブイベントに参加することに自信を持っている」と回答した、ということであります。また「今後別のイベントに参加する可能性は高い」と答えた人は87%。そして81%の人がコンサートは安全だと感じ、同程度の人が「素晴らしい雰囲気だった」と回答。
不安だったが実際に行ってみたら、まあこれなら大丈夫やろ、と思った、ということでしょう。でもウィルスは目に見えないしぃ、とか言いだすとまあそれは実際そうなのでしょうけれども、クラシック音楽のコンサート、客席はそこまでハイリスクではない、という意識が広まって行くようになると嬉しいです。
しかしながら「不安を感じる人達もいるので、そういう人たちを圧倒してしまうことがないように」とも語られています。英国政府のテストコンサートに関わる不透明性を理由に14%の人たちが「ライブやコンサートに行く自信が無くなった」と回答している、ということからもそれが理解できる。
やはり一気に爆発的に快復というわけには行かず、徐々にゆっくりということでしょうか。いつの時代も、どこの世界でも同じように。
あわてないあわてない、ひとやすみひとやすみ。・・・いやぁあああああ!!一休さぁあああああああんっ!!!!!!!!早くううううう!!!!!!ブッシャーっ!!