キャン・ユー・ドリンク・・・・ヴァイオリン?「あなたは、ヴァイオリンを、飲めますか?」
えっと、ヴァイオリンって飲めるの?いえ、こんど新しく飲めることになったんですよ。
そうだ、ヴァイオリンにきのこを生やしてみよう。そう思った人は天才か、天災か。
ドイツの作曲家、スヴェン・ヘルビヒはヴァイオリンにきのこを生やすことを思いつきそして実行に移した。1年かけてヴァイオリンにきのこを生やすことに成功?した。そしてそのきのこをヴァイオリンごと粉々にすると、それを集め・・・・お茶にして飲んじまった。世にも奇妙な「ヴァイオリン・ティー」の爆誕である。
きのこヴァイオリンにインスピレーションを受けた音楽作品《メタモルフォーシス》(日本語に訳すと「変質」「変容」「変態」)がこんど初演されるんだそうであります。ギャーっ!!変態だーーっ!!(そっちじゃないけどあながち間違ってもいないと思う)
きのこが嫌いな方はご覧にならないことを強くおすすめいたします。ヴァイオリンからお茶へ。恐るべきメタモルフォーシス。
そぼくな疑問ですが、飲めるのこれ?きのこって専門家でも毒キノコかどうか見分けられないっていうけどどうなの?いきなり笑いだして止まらないとかないのか。なおご本人のコメントによりますと「霊芝」(れいし)っていうきのこらしいっす。漢方で使われるやつらしいっす。そうか、漢方か。おいしいかどうかは別として身体にはいいのかもしれない。うん。
さすがにニスは塗ってありませんね↓
ストラド誌に載せられた本人のコメントによりますと・・・・
「この作品は、複雑な伝統を持つヴァイオリンに与えられた価値を問うものであり、ヴァイオリンの素晴らしさを手の届かないものとしてではなく、明日の業績のための土壌として考えることを観客に求めている」
「現代のクラシック音楽よりも菌類から多くの利益を得られるのであれば、なぜヴァイオリンは菌類の餌になってはいけないのか」という問いを投げかけるものである。
つまりこう言いたいわけだ、現代の音楽は菌類に劣るのではないか、と。
さあ、激論スタート、ファイッ!!