時間は一方方向にしか進まない。最近ドラえもんにハマっている息子らを見ながらその思いを新たにしています。
タイムパトロールが、とか、タイムふろしきが、とか、タイムマシンが、とか、ドラミちゃんのタイムマシンはモモで、とか、まあ出るわ出るわ。藤子不二雄先生の大天才も日々痛感しています。なんでこんなに続々とすんごい話を思いつくものなのでしょう。「その時スネ夫は動物的直感で身の危険を察した」(のび太を殴ろうとして、後ろにジャイアンがなぜか「のび太をいじめるやつから守る」という決意をしている状態で控えている状況で)、とかもう、空前絶後の面白さであると言えましょう。
さて、昨夜はルー大柴さんインタビューが文春に載っているのを見て「68歳」という文字にげえっ!と思ったんですよ。トゥギャザーしようぜとかアデランスとか、いろいろ思い出がありますけれど68歳。お写真も確かにお年を召しておられて、ああ一方通行、と思ったのです。
そして音楽家も歳をとるんだぜ・・・。サー・アンドラーシュ・シフが転んでアメリカツアーを中止、シカゴおよびカーネギーでの先週のリサイタルはマルク=アンドレ・アムランが代打で演奏した、というニュースがあって、そうか、シフも私の頭の中調べではやたらと「若手」っていうイメージがあったんですけれど、もはや「サー」が付いてけっこう長いですし、年齢的に転倒するとかそういう危険のあるお年なのかと、検索してみたら68歳。
https://www.theviolinchannel.com/pianist-sir-andras-schiff-withdraws-from-performances/
ああ、ここで二人がトゥギャザーしました。同い年なんですね。さらには先のルー大柴さんのインタビューでは「プーチンと僕は1歳違いだ」と言っていて、なんてことだ。
冒頭の繰り返しですが、時間は一方通行にしか流れません。だから今日も雨だから憂鬱だとか言ってないで、有意義に使おう。人生一寸先はダーク、だから今日も清水のステージからダイブしようぜ!!!
ルー大柴さんのインタビューは私らみたいな凡人の心にも響く内容ですんで、満員電車の中でぜひお読み下さい。
ルー大柴さんインタビュー #1(文春オンライン)
https://bunshun.jp/articles/-/53006