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リュビモフと仕事をすると言うこと

「ダメじゃないか!こんな時間に起きてちゃ!夜中の3時は寝ている時間だ!」「何を言ってるんです!かけて来たのはそっちですよ!」「いや起きてるかもと思って掛けてみたんだ!」「そんなのやめて下さい」「だって結果的には起きてたんじゃないか。やはり僕は正しかった!」結局あれが気に入らない、これが気に入らない等…….結局話はなんだったの 「僕の航空券何とかこの便に変更出来ないかなー…….」

嘗て日本国内の記事でリュビモフが大手ではなく小さな事務所が招聘していて広がりを見せない事が残念だと書かれた。それを読んだリュビモフが「この人は僕のことを何も分かってないんだ。僕だって大きなゼネラルマネージメントにいて、そこを飛び出して来た。small is beautiful! It’s freedom ! It’s the air ……..やっと手に入れた自由だからね。満喫しなくちゃね」 航空券のギリギリ変更。そんなの出来る訳ないんだから、買え変えとなる。購入時も必ずこれですよ 、これですよと言ってもこう言う事が起きてしまう。

シルヴェストロフと一新に来日の時はもっと大変だ。ロンドンでもヘルシンキでも皆んな「ああリュビモフはWさんがやって下さい…..と企画からアテンドまでやる羽目になり、主催者には「今日のプログラム、予め告知されたもの、1つも入ってませんでしたよね」と睨まれ、リュビモフからは「何度言ったらわかるんだ。僕はシャンパンは大嫌いなのにシャンパン出して、このワインは最低」「私がシャンパンが好きだから貴方もと思ったんでしょう「それなら今晩は君が弾けばよかったんだ」と言うのでそのプログラムで怒りが未だ収まらない主催者のアシスタントに懇願して近場の酒店にワインを買いに行ってもらった。 だけれど、こちらが病気になるとひたすら毎日電話をかけてくるし、「貴方の好きなパン(あるモスクワのパン屋)、パリのチョコレート等、本当に真面目に時間を割いてわざわざ買いに行く……画して この最後のソロリサイタルとなりました。 これで、これが終わりになるのか…………… 「奇跡」は起きないから奇跡というのです…….とリュビモフは眼科のドクターに言われたそうだ。 最後の日本のコンサートぐらい満員にしたいが……奇跡は起こるのだろうか シルヴェストロフ曰く 「神よ、これらのことが行われた時に、貴方はどこにおられたのですか?」(ロシアのウクライナ侵攻に関して) ワンおばちゃんは言いたい 「神よ、”奇跡“が存在する事を示したまえ」