「ニューヨークのカーネギーホールに行くにはどうしたらいいですか?」「練習、練習、練習」(ルービンシュタイン)
昨日ユダヤ人のジョークという本を買いまして、読みはじめています。上のジョークはそれとはまああまり関係ないかもしれませんけど、いや、関係がちょっとはあるかもしれません。ルービンシュタインだってユダヤ人だからね。聞くところによりますと、ユダヤ人のジョークってめちゃ高度なのだそうです。いやはや、私のようなペイペイ、いえ、ペーペーにはきっとわからないのでしょう。
ニュースというには遅いかもしれませんが、カーネギーホールは今シーズン、完全に閉めることが決まったそうです(4/2のニュース)。それはいつまでかというと、7月25日まで、だそうです。
アメリカはいま爆発的感染のピークにあるという見解もあるようですが、7月末まで閉めてしまうというのは思い切った対策です。夏の間は基本的に閉まっているカーネギーホールが再び開くのは10月7日だそうです。そうです、7月末までではなく、より正確には10月の第一週まで閉まっているのです。
ずるずると延長していく日本とはやり方が全然違う。危機管理の考え方も違う。これをもってアメリカの方がいいとか日本はだめだとかそういう単純な比較をするのはたぶんあまり意味をなさないとは思いますが、世の中の動向として、知っておくべきことではあると思います。
ちなみにカーネギーホールの財政面についても少しニュースで採り上げられていますが、「今年度の1億400万ドルの予算に対して、現在900万ドルの営業赤字を見込んでいる」とのことです。いやー、年間の予算が1億ドル(100億円以上)ってすごいっすね。さすがや。ほんで9億円ぐらいの赤字が見込まれるっていうのもクラクラきますね。いやはや・・・。
The institution reported that it is currently projecting a $9 million operating deficit on a $104 million budget for the current fiscal year, which ends June 30, and that it will assess future programming and operation moving forward. “It will take considerable time, even after we reopen Carnegie Hall, before we can expect to see a full recovery, and, even then, this is likely to be over an extended period.
https://www.operanews.com/Opera_News_Magazine/2020/4/News/Carnegie_Hall_Cancels_Remainder_of_2019-20_Season.html
「カーネギーホールを再開してからも、完全な回復が期待できるようになるまでにはかなりの時間がかかるだろうし、その場合でも長期化する可能性が高い」と書いてあります(DeepLに翻訳してもらったんやで)
いろいろな意味で長期戦を覚悟しなければならないと我々も痛感しております。