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海外音楽祭中止情報:バッハ・フェスティバル、ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭

日本人が大好きすぎる作曲家、大バッハ。あ、バッハが日本人好きなんじゃなくて日本人がバッハ好きなんです、だから気をつけて。

バッハ、子供なら20人いました。ライプツィヒという都市は、J.S.バッハことヨハン・セバスチャン・バッハの聖地の一つであります。最近ではヨハン・ゼバスティアン・バッハという書き方もするそうですが、個人的にはヨハン・セバスチャンっていう書き方が好きです。どうしてかだって?そらあ、セバスチャン、って響きがいいじゃない?セバスちゃん。ヨハンでセバスちゃん、なんだぜ?(熱心なファンの方たちからぶん殴られそうです)

蛇足ですが、このバッハの家系図を眺めると、ヨハンっていう名前がやたら乱発されてるんですよ。ご存知でしたか。疑心暗鬼な人はwikipediaでも行ってその家系図を眺めてみればいい。ヨハンヨハンってぞろぞろ出てくるからいわゆるゲシュタルト崩壊ってやつも体験できるよ。ヨハン・バッハって人もいるよ。わけわかんない。ヨハン万歳や!!!

というわけで、ライプツィヒで毎年開催されているこのバッハ・フェスティバルの中止が決定しました。開催予定は6月11日-21日でした。

今年の音楽祭の内容は2年後の2022年にたぶんほぼそのまま?引っ越して開催されるということになったようです。つまり、これがどういうことかと言うと、来年の内容出演者などは既に大枠が決まっているが、再来年のことはまだ決まっていなかった、そういう時間軸でこの音楽祭は動いている、ということです。よくわからないですか。つまり来年の内容はほぼ決まってたっつってんだよ!!(いきなり切れられてもわけわかりませんね)

それからオーストリアに目を向けますとザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭が中止。ながったらしい名前の音楽祭ですが、例の夏の有名な音楽祭の方ではなくて5月末から6月頭に開催予定だったミニ音楽祭です。ミニといっても本体の方に比べてっていう意味で、であって出演者は豪華ですぜ。芸術監督はチェチーリア・バルトリです。この音楽祭、何よりも名前がやたらめったらいかついから好きなんすよね。いかつい度96%や。

この中止については、オーストリア政府が6月いっぱいのイベントを全て「禁止」したためにこういうことになった、という事だそうです。

バルトリ・・・・。その昔、日本に呼べないかなと思ってちょっと動いてみたことがあるんですけど、あまりにも条件が厳しかったので断念したことがあります。そんなこともあったよなあ・・・遠い目。

いかがでしたでしょうか。(←口コミブログ風に)ドイツ、オーストリアでは6月の大きな音楽祭が開催を断念しております。この後も夏の大型音楽祭が次々中止となる可能性は非常に高いです。なおオーストリアでは8月のメルビッシュ湖上音楽祭も中止。

日本国内でも6月末までホールの休館を決めたところがあるらしい、とか、夏が終わるまではコンサートをしないなどという決定を下し始めたところがある、などといった未確認情報がぼちぼちと入ってきております。全国のクラシック音楽ファンの皆様、あれがなくなった、これがなくなった、と嘆いておられると思いますが、そのあれこれっていうのがさらに増え、長期戦となる、そのご覚悟を・・・。業界の皆様も・・・・。

東京は今日から「外出しないでね❤」ですが、yahooのニュースとか見ていますとおよそ6割強の人たちが「通常通り」仕事する、という回答を寄せていて、まじかよと思いますね。7割から8割減を目指すんとちゃいますの。

かつてない規模の対策を、スピード感を持って。

・・・ニッコリ。