全米大学吹奏楽監督協会(NCBDA)と全米州立高校協会連盟(NFHS)とが、25万ドルかけてただいま吹奏楽と合唱の安全を調査中だそうです。
まだ研究は進行中で、途中経過の報告だそうですが、とりあえずアイオワ州としては「マスク推奨やで」という結論なのだとか。25万ドルかけているとかまじくそお金かかってるで、さすがアメリカさん・・・なのか。
吹奏楽では「サージカルマスクにカッターで切れ込みを入れたものを使用」するだけでも効果があり、「ベルにストッキングのような布カバーを装着」することでさらに効果があるのだそうです。これ日本でも既に言われてきたことですが、それがさらに強化されたということになります。合唱については今月早い段階で、とかいうことなんだそうですが、同じような結論が出るんでしょうかね。
前が開くブリーフパンツのような形状の、フリップのついた下着形状マスクを作った人もいるそうです(上の画像ですね。お食事中の方、申し訳ありません)。
ただし「穴の空いたマスクで廊下を歩かないこと」
ご存知でしょうか、日本の高校の部活でもクラスターが発生しました:
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d4447766bab4f233d53734d2b0857a6faeb7952
演劇のお稽古でもクラスターが発生しております:
https://news.yahoo.co.jp/articles/09e17da1e49ff8b709e6e5ae1081767c028bd10a
コロナにあたっては大声や息が危ないらしい、ということがだんだんと周知されるようになってきました。声、息、危険なんですよきっと。科学的根拠出せって言われたらすいません出せないんですけど、どうもそんな気がしませんか。
体育系の部活だと「声出して行こー!!」「オー!!」「オラオラ声が小さーい!!」「オオオオーーーッ!!」みたいな島本和彦調はやめたほうがいいですし、吹奏楽の皆さんであればお部屋の換気必須+マスクがリスクを下げるため必要であるということになりましょう。
先生や先輩の指導も細心の注意で。楽器やマウスピースの共有なんてもってのほか。ダメ絶対!
コロナただの風邪や!とおっしゃる方もおられますし、最終的には自己責任でということになろうかと思いますが、「怖い」という人達への配慮はどうぞお忘れなきよう。「ただの風邪」論の強制は決してしてはいけません。
パワハラは避け、どうぞご安全に。