アンナ・ネトレプコがコロナ陽性。モスクワで入院中だそうです。インスタグラムで報告していて、ロシア語で書かれていますがそれを英語にしてくれている人がいます。オペラワイヤー。ありがてえありがてえ。
それによりますと、
“Hello friends, I want to share with you that I have tested positive for COVID-19 and am currently in the hospital for medical treatment. I am doing well but also have COVID-related pneumonia, so I need medical supervision. I knew of course there was always going to be a risk that I might get infected. But I don’t regret going back to performing because I strongly believe that we need culture, now as ever. I am expected to make a full recovery thanks to the wonderful care I’m receiving. We are very, very grateful that Yusif and Tiago have tested negative for the virus. Yusif has tested positive for antibodies so he is clear to perform, which makes me very happy. Thank you all for the well wishes and continued support.”
皆様。私はコロナ検査で陽性となり、現在病院で治療を受けています。元気にしていますが、コロナの症状も出ているため、専門家の監督下にあります。感染のリスクが常にあることは理解していましたし、舞台に戻ったことは後悔していません。なぜなら今の私達にはこれまで以上に芸術が必要だからです。素晴らしい治療を受けており、まもなく完治する見込みです。ヨシフ(夫)とティアゴ(息子)が陰性でよかった。ヨシフは抗体を持っていることがわかりましたので、舞台に戻ることができます。本当に嬉しい。皆様のあたたかく継続的なサポートに感謝します。
https://operawire.com/anna-netrebko-hospitalized-due-to-covid-19/
っていう感じです。
ニューヨーク・タイムズも報じていて
https://www.nytimes.com/2020/09/17/arts/music/anna-netrebko-coronavirus-bolshoi.html
それによりますと “Everything will be fine! The devil is not so terrible as it is described.”(順調!悪魔[たぶんコロナのこと]は、言われてるほどひどくない)とも書かれているそうです。どうやら軽症のうちでもさらに軽いの部類に属するようだ、ということのように読み取れます。後遺症として息苦しさがかなり長期にわたり続くこともあるようなので、軽症というのは歌手にとっては一安心でしょうか。不幸中の幸いだ(アブドラザコフは大丈夫なのだろうか?)。
感染の経緯
どういう感染経緯かといいますと、モスクワのボリショイ劇場で9月6日、8日と「ドン・カルロ」2公演に出演。10日に3公演目が予定されていたがバスのアブドラザコフが発熱、コロナ陽性となり、それにともなって濃厚接触者全員が隔離。上演も中止。ネトレプコは9日から体調を崩していて、なんどか検査を受け、最初は陰性判定だったがのちに陽性反応が出た。現在も入院中。ボリショイ劇場はクローズされておらず、今夜(2020/09/18)はソヒエフが《スペードの女王》を振ります。ヨシフ(夫)もゲルマンで出るよ。
https://www.bolshoi.ru/en/performances/2997/
ネトレプコのインスタグラムはこれ。
相変わらずぶっ飛んでいるが。この片目の女性、どこかで観たことあるな、、、せや、これ「キル・ビル」やな。お注射で誰かを殺そうとするシーンだったっけ。このあと上司から電話がかかってきてミッションアボート(作戦中止)とか言われて取り乱すんだったかな?・・・・記憶力が弱いからうろ覚え。
遠く東京の端から完治をお祈りいたします。