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世界の弦楽器(擦弦楽器)の絵画や彫刻を探訪するプロジェクト

弦楽器と言うと我々のようにクラシック音楽に飼いならされた人間はすぐにヴァイオリンとかチェロとか言い出すわけですが、世界中に弦楽器はいろいろあって、そのうちの弓を使うものを「擦弦楽器」という言い方をするわけです。弦を弓で擦(こす)って音を出すちゅうことです。

英語で書くとBowed string instruments。つまりギターとか三味線とかはここには含まれないわけ。指やばちで音を出すから。ちなみに日本唯一の擦弦楽器は胡弓だそうです。

で、この擦弦楽器の歴史を調べようぜ!絵画やら彫刻やらのソースを収集して公開しちゃおうぜ!とかいう無謀かつ壮大なプロジェクトが2014年に始まったんだそうです。最初は個人的な研究プロジェクトだったのですが、だんだん大きくなっていって、膨大な資料が集められるようになった。いまや専門のキュレーターがいて信頼性の高い情報とあやしいのとが取捨選択され、じゃんじゃんデータが更新されるという巨大なプロジェクトとなっている。すでに23000を越える画像が集められているのだとか。それがこれ。

Bowed Strings Iconography Project
https://bsip.org.uk/

非常に優れたウェブサイトが公開されている、、、わけですが、上記URLに行ってみたところが、いろいろと注意書きなどが書かれているのですが、そもそもデータベースにアクセスする玄関がどこなんんかがわからん。うろうろ動き回って迷子になりながらやっと見つけました。ページ右上にサーチの虫眼鏡マークがあるけど、これはデータベースとはつながっていません。グヌヌヌ。

私は一回行ったところは2度目以降は地図を頼ることなくだいたいどこでも行けます。現実世界では方向感覚は優れている方だと思っていますが、このサイトはよくわかりませんでしたと告白せざるをえない。やっとの思いで見つけた(が、また見失ってうろうろした)ページへ、みなさまもアクセスして、いろいろ検索してみてください。さあ、いざ、このページだ!!!

https://bsip.org.uk/irp/browse

やれやれ、このURLを見つけてこの投稿にコピペするまでに10分ぐらいかかりりました。しかもこのページ、専門性が高いゆえか、むちゃくちゃ検索しづらいし読みづらい。慣れたらさくさくと検索できるのかもしれませんし、きっとそのうちに改善されて行くのかもしれませんが。知らんけど。

探したい単語が判っている人は以下の検索ページで直接文字列を入力してください。ただしあいまい検索には対応していないのでスペルミスは容赦してくれない塩対応。

https://bsip.org.uk/irp/search

一番古いデータベースは何かというと西暦920-930年頃のスペインの絵で、4人の人物が楽器を演奏しております。お目々も弓もかわいらしいから見てきて。日本のものはないか。ありました。これです

なんにせよ不思議な絵、奇妙な絵もたくさんありそう。ログインしたらもっと大きい画像がみられるそうですので、いろいろ眺めて悦に入りたい方はぜひアカウントをつくってみてください。