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サン・フランシスコ・オペラが製作した歌唱用の新作マスクをご覧ください。

© NBC

サン・フランシスコ・オペラの衣装部門のイノベーションを見よ!

というわけで皆様ごきげんよう。寝すぎて背中が痛い私ですが、朝起きてたいへんおもろいマスクを発見しました。オペラ、合唱に使える、新しいマスク!!歌いやすい!呼吸しやすい!!そして・・・安全!!!!

動画もあるよ↓

https://www.nbcbayarea.com/news/local/stories-by-joe-rosato-jr/sf-opera-develops-new-covid-19-singing-mask-for-rehearsals/2489556/

これはいわゆる普通のマスクとどう違うのか。簡単に言いますと、袋状になっていて、先端にバリバリ(マジックテープ)がついているわけです。このバリバリを開けると、なんてこと!!・・・マスクをしたまま水も飲める、カレーパンだってOK!!ババーン!!飲んだら必ずバリバリ閉めてね。

サン・フランシスコ大学の医療専門家とサン・フランシスコ・オペラとの協力、ブレインストーミングによって出来上がったということで、医療の方のお墨付きだ、ということになります。思いついたのは外科医で自らも歌を歌うサンジアナ・ローマン博士。テーブルクロスで作ってみた試作品はカリフォルニア大学デービス校の工学教授のもとに送られ、有効性のテストが実施され、パスしたという。

サン・フランシスコ・オペラでは、衣装のコルセットのために用いる素材を使ってこのマスクを製作した、とありますが、ぱっと見た感じキャンバス地っぽくありません?調べてみたら、やはりコルセットは麻のキャンバス地だそうです。なんか粗そうな気もしますが、テストにもパスしたから大丈夫ってことでしょうか。エアロゾルの実際の放出の研究とか、だれかやってくんないか(&公開してくんないかな)・・・・。

「個々人が放出するエアロゾルに極めて有効のみならず、吸い込むことも防止」

いろいろなマスクがこれまで合唱用、歌唱用に考えられて来たわけですけれども、これが決定版となるのだろうか?直感的には、バリバリの隙間から出ていくのではないか、とも思うわけですが、折り曲げられていることでかなり防がれるのでしょう。

これによって歌いやすさと、エアロゾルの放出を防ぎ、また侵入も防ぐ、と自信満々であります。歌いやすよマイケル!僕たちは興奮しているよ!とシンガーたちもご満悦さ!

そのうえ、きっちりとパテント(特許)も取得しているから、ほかの合唱団の人たちも使ってほしい!なるほどきっちりしてますな。さすがアメリカや。

完全に口がくるまれているわけですから、声がこもってしまうのはどうしようもないですね。そしてそれが決定的(にダメ)という人達もいるかもしれない。

だが我々は、出来るか出来ないかではなく、どのようにやるかを考えなければならないのだ!!(どっかで聞いたセリフだな)