レブレヒトのブログに面白いことが書いてあったぞなもし。ウィーン・フィルにデビューしてから60年が経過した現役の指揮者がいるっていうのですよ。へー。でもそれは誰?
https://slippedisc.com/2021/05/the-vienna-philharmonics-longest-serving-conductor/
・・・♪それはひみつ、ひみつひみつ、ひみつの、あっこちゃん?
バレンボイム?ムーティ?セイジ?
ヘルベルト・フォン・カラヤン大先生は通算55年だったそうなので、カラヤンよりも5年も長い。日本においてウィーン・フィルの代名詞のような存在だった「神様のように怖い」(元ウィーン・フィルのコンサートマスター、ライナー・キュッヒル氏談)指揮者カール・ベームとの関係は1933-80とあるからたったの47年だ。もしかするとウィーン・フィルの全歴史だともっと長い人もいるのかもしれませんが、とりあえず現役でご回答どうぞ。
東大クイズ王も真っ青の超難問だ!(ってかそもそもこのクイズ、誰得?)
それでは最初のヒント。その指揮者のウィーン・フィル・デビュー公演は1961年6月11日。会場はウィーン楽友協会で、さすがに定期演奏会ではなくウィーン芸術週間でのコンサート。プログラムは以下の通り。
ストラヴィンスキー「3楽章の交響曲」
ベートーヴェン「ピアノ協奏曲第3番」(ピアノ:フリードリヒ・グルダ)
リヒャルト・シュトラウス:「ドン・キホーテ」
ああグルダ先生。
これで「分かった!」って手を上げるやつ、どんだけウィーン・フィル好きやねん(褒めてます)。こんなんなんのヒントにもならんわと言う恨み節が聞こえるようだ。ハハッ!まあメランジェ(注:ウィーンのカプチーノ)でも飲んで落ち着いてよ。
では第2のヒント。これまでにウィーン・フィルに登場した回数は合計で387回!!(ウィーン・フィル公式サイトの検索結果をもとに書いています。コロナで中止になった分も含みます。ウィーン国立歌劇場の登場回数は含みません)
おおー。人生300回以上ウィーン・フィルを振っているのか・・・。なかなかレアですね。これってリハーサルを含めたらきっと人生のうちのべ3年分ぐらいはウィーン・フィルを指揮したってことになりますね。国立歌劇場含めたらきっと4、5年になりますね。いやなんと・・・そんなに長くウィーン・フィルとご一緒だなんて、ポッ・・・・(赤面)。おーい、お母さん!!今日はお祝いや!ビール持ってきて!!
さあ、全然わからないヒントが2つも出揃いました。であるからには、もはや当てずっぽうで答えをどうぞ。
正解は:ズービン・メータ(85)。すなわち25歳でウィーン・フィルにデビュー。
なるほどおおお!!!
それでは良い週末を。ステイホーム&ステイメータ。