イギリスの聖歌隊少年が125年前に書いた秘密の手紙が発見される。少年のその後の人生も特定。

イギリスの聖歌隊少年が125年前に書いた秘密の手紙が発見され、誰が書いたのか特定されたという、一言で言って興味深いお話。

https://www.classicfm.com/discover-music/choirboy-letter-found-church/

イギリスのサンダーランドというところにあるホーリートリニティ教会で改修工事が行われたところ、聖歌隊席の金属プレート裏側から紙が出てきた。それは孤児院出身で聖歌隊の指導的立場にあった13歳の少年が書いたものだった。孤児院は14歳で出なければいけなかったらしく、まもなく孤児院や聖歌隊を出ないと行けない不安がその文章には現れているのだそうでございます。教会の外見はこうで、

場所はここ

手紙の発見を知らせる投稿

文章は説教の裏側に鉛筆で書かれていて

「親愛なる友よ、この紙を見つけた人は、1897年8月11日に(残り)2ヶ月と2週間と4日だったウィリアム・エリオットのことを思い出してください。この紙を見つけた人は、破ったり捨てたりしないでください…」「W・エリオットという私を覚えておいてください」「私はこの聖歌隊の指導者だった」「あなたが私を愛してくれるなら、私はあなたを愛します」

125年の時間を経て見つかったその手紙は関係者の心をうち、きれいに修復され、額に入れて教壇の上に飾られることとなったのだそうです。

そして、大々的に調査が行われ、少年のその後の足取りがわかった!ババーン!!

1903年3月、19歳でグラスゴーを出発し、現金25ドルを手にニューヨークへ出発した記録が見つかる。

若き頃のエリオット

アメリカではロードアイランド州ニューポートに行き、姉(妹?)のところに身を寄せる。同年、アメリカ海軍に入隊、1916年名誉除隊。1908年に妻ドーラと結婚し、1910年3月3月26日に娘イディスが生まれ、それと同時に米国に帰化。

海軍での経歴はよくわかっていないが、第二次世界大戦が始まると任務に復帰し、1945年8月2日に退役するまでに中佐に昇進。

めっちゃ昇進してますやん。

ウィリアム・エリオットは1968年4月27日死去。2番目の妻フローレンス、娘のイディス、息子一人、孫8人が残された。火葬され、最初の妻ドーラとともにバージニア州アーリントン国立墓地に埋葬された。

いやー、じんわりとした心持ちになるお話でございました。

5 7 votes
この記事の評価
guest
0 コメント
Inline Feedbacks
View all comments