著名サイト「バッハ・カンタータ」創設者のインタビュー

Credit: Moti Milrod

Bach Cantatasというサイトを御存知ですか。え、知らない?あなたもぐりね。

そういう会話が成り立つことも考えられるんですよ。クラシック音楽にある程度異常、失礼、ある程度以上のめり込んでいる人は必ず触れるバッハにまつわる決定的サイト、それがBach Cantatas!

Windows95の時代のような、といいますでしょうか、「阿部寛のホームページ的な」と言いますでしょうか、こう、HTMLを手書きでやってるんちゃうか的な(今はもう少し?だけモダンな感じになっています)、時代を感じる作りなんですが、極めて有用なサイトです。極めて有用です。ブックマークして定期的に訪れることを強くおすすめしたい。

阿部寛ホームページ
http://abehiroshi.la.coocan.jp/

Bach Cantatas Website
https://www.bach-cantatas.com/

私もしょっちゅう、とは言いませんが、時々見ています。私は主に演奏家のプロフィールの参照に使います。Bach Cantatasに掲載されている演奏家のプロフィールは、演奏家自身のウェブサイトや所属事務所のサイトに掲載されているものと必ずしも一致しない。おそらく古いものであるケースが多いのですが、それがいいこともある。最新のプロフィールからは脱落している過去の出演歴、共演歴などが書かれていることがしばしばあるからです。Bach Cantatasに出ている事項をさらにググって裏を取ることで、プロフィールの補完ができる。・・・・同サイトのこういう使い方をしている人はあまりいないかもしれませんが、それにしてもバッハのことを調べていたりすると必ずヒットするし、サイト内のリンクも充実、膨大。

このサイトの運営者インタビューが出ていたので読んでみたらあまりに面白くて悶絶したのでご紹介いたします。

The Largest Bach Website in the World, Coming to You From Israel
https://www.haaretz.com/israel-news/.premium.MAGAZINE-the-largest-bach-website-in-the-world-coming-to-you-from-israel-1.9565950

このサイトの運営者がイスラエル人であることを、今日の今日まで私は知らなかった!このインタビューは爆発的に面白いのであらゆる人必読であると言えましょう。英語が読めない方はグーグル先生なんかに翻訳してもらったらいいですよ。

・創設者兼、現在もウェブマスターであるAryhe Oron氏(アリエ・オロンと読むのだと思う)はエリオット・ガーディナーや鈴木雅明とも面識がある
アクセス数は15,000-20,000pv/日である(すごい!)
・コンテンツはいまも日々拡大している
・非営利のサイトである
・オロン氏は一時期ジャズに夢中になったが、バッハに戻ってきた
・サイトの開設は2000年12月20日である(20年以上前だ)
・65歳からピアノを学び始める
・バッハの声楽作品のテキストをよりよく感じられるようにドイツ語も学んだ

うーむ。すごい。Bach Cantatasによると、バッハはのべおよそ450人を教えたようであるとか、2020年に実施した調査によればゴルドベルク変奏曲の録音は世界に1200種類あることがわかった(ってめちゃくちゃあるな!)とか、面白すぎですやんか。このページですね。見たら2000種類ぐらいあるようですが?

オロン氏のお気に入り3枚はチャールズ・ローゼン、ワイセンベルク(意外)、そしてソコロフ。特にチャールズ・ローゼンの演奏はグールドからの呪縛を解き放つもので、ローゼンに出会ってからはグールドに戻っていない、と書いてある。すごい。

え、すごいすごい書きすぎ?本当にやばいとき、人は語彙を失うのだよ。

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