アンジェラ・ヒューイット、ライプツィヒのバッハ・メダルを受賞

ライプツィヒのバッハ研究とかそういうのんの権威、それが「バッハ・アルヒーフ」。「ライプツィヒ・バッハ資料財団」とかいう言い方もするそうですが、個人的にはバッハ・アルヒーフっていう言い方がシンプルで覚えやすくて好き。ここが2003年より、バッハの演奏に功労のあった人を対象として毎年1名(団体)ずつ選出して授与しているのが、バッハ・メダル。今年はカナダ人のピアニスト、アンジェラ・ヒューイット(62)が受賞しました。

https://www.nmz.de/kiz/nachrichten/bach-medaille-fuer-kanadische-pianistin-angela-hewitt

女性が受賞するのは開設されて以来、すなわち18年目にして初となります。なお賞金は・・・ないそうです。おぅ。

カナダ人でバッハと言われたら我々はパブロフの犬よろしくグレン・グールド!と叫ぶわけですが、しかしカナダ人ピアニストはグールドだけちゃうぞ。2人のアムランだってそうだし、ロルティもそうだし、日系のキムラ=パーカーもそうだし、実はエマニュエル・アックスも子供の頃10年ぐらいカナダで育ってんだだぞ。アックスめっさいいピアニストなのに日本でぜんっぜん人気がないのは本当にお気の毒。

また脱線しましたが、アンジェラ・ヒューイットは、日本でもバッハだけをジャカジャカ演奏する全12回だっけ?の「バッハ・オデッセイ」というコンサートシリーズを4年越しぐらいでやっている最中です(最後の2回が現状「延期」になってる)。この企画は世界数カ国で行われているし、ヒューイットと言ったらともかくバッハという意識も多くの人に定着してるはずなんで、バッハ・メダルを貰ったとしても全く違和感ないすね。

というわけで受賞記念のゴルドベルク変奏曲、トーマス教会から、昨夜、無観客で。以下バッハ・アルヒーフのFacebookからご覧ください(埋め込もうとおもったけど埋め込み禁止だかで出来なかったんで下のリンクから飛んでください。直接演奏動画に飛びます)。

https://www.facebook.com/bacharchiv/videos/833951857370675/

ああよかった。無観客なら横向きに座るお客様を目にして肩が凝るようなこともないですわ。楽器はもちろん彼女お得意のFAZIOLI。公開されるのは90日とかだそうなので、ご視聴はお早めにどうぞ。

なおこれまでの受賞者全員の名前は以下のとおりです。

2003 Gustav Leonhardt
2004 Helmuth Rilling
2005 Sir John Eliot Gardiner
2006 Ton Koopman
2007 Nikolaus Harnoncourt
2008 Hermann Max
2009 Frieder Bernius
2010 Philippe Herreweghe
2011 Herbert Blomstedt
2012 Masaaki Suzuki
2013 Peter Schreier
2014 Akademie für Alte Musik Berlin
2015 Peter Neumann
2016 Peter Kooij
2017 Reinhard Goebel
2018 Robert D. Levin
2019 Klaus Mertens
2020 Angela Hewitt

ゴーゴー、アンジェラ!!

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