大英図書館のベートーヴェン展

イギリスとベートーヴェンのつながりはご存知ですか。ハイドンは晩年ロンドンに行った。モーツァルトは子どものころロンドンに滞在した。ベートーヴェンはロンドンに行かなかったものの、ロンドンから作曲の依頼を受けた。それが、第九となって実る。

というわけなので、大英帝国とベートーヴェンには接点があるといえる。のみならず、大傑作が生まれたという意味でとても意義深いものがある。なので、大英図書館がベートーヴェン展を開催したとしてもそれはまことに正しいことなのです。

https://www.pianistmagazine.com/news/hundreds-of-handwritten-scores-from-beethoven-repaired-and-displayed-in-the-british-library/

https://www.thetimes.co.uk/article/beethoven-review-the-british-library-finds-the-man-behind-the-music-b7vjxhnmt

いま大英図書館で実際にベートーヴェン展が開催されていて、貴重な資料、スケッチブックなんかが丁寧に修復されて展示されているのだそうです。この一連の写真つきのツイート、わくわくしますなあ。他の写真もいくつかツイートされてるんでぜひ見に行ってきて下さい。

上のピアニスト誌の記事によればベートーヴェンが使っていたインクは「インク自身が自食する」と書いてあって、よくわからないんですが紙に穴が開いたりするのか、もしくはインクが消えてしまったりするような現象が起こるのでございましょうか。恐ろしいことだ。

そういったものも修復された、もしくは自食しないようなんらかの処置が施されたのでしょう。素晴らしい。

この展示ではもちろん(第九の発注元である)ロンドンのフィルハーモニー協会に送られた第九のオリジナル原稿のほか、ベートーヴェンがヴァイオリニストのブリッジタワーに贈った455ヘルツ(高い!!)の音叉も展示されているし、初公開されたというベートーヴェンの食生活や台所関係の記録、骨伝導の仕組みをつかって実際にベートーヴェンにはどう聞こえたか(聞こえなかったか)体験もできるのだそうです。4月24日まで開催されているとのことです。日本にも来ないかな、来てくれると嬉しいな。

しかも、紙を守るため日本のティッシュが使われているとありまして、やっぱり花粉症で鍛えられた日本製のティッシュは最高だ、このような時に強力な武器となりうるのだ、と大きく首肯したのである。

・・・と思っていたところ鼻紙ではなく薄い紙のことであると以下ご指摘を受けましたのでお詫びして訂正いたします。

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