ブゾーニ国際コンクール2021の参加者33名が決まる、オンラインで審査

ブゾーニ国際コンクールはアルゲリッチとかが優勝しているイタリアの北部ボルツァーノで開催される著名コンクール。次回つまり来年8月の開催に向けオンラインで予選が開催されて、それを勝ち抜いた33名が発表されたというニュース。

https://www.rhinegold.co.uk/international_piano/busoni-competition-announces-finalists-for-2021/

このパンデミック時代につき、東京も含む世界各地のスタインウェイ&サンズのサロンで映像が収録され、それに基づいて審査がされたのですが、面白いのは聴衆も審査に参加できたというところ。予め登録すれば3名を選ぶことが出来た、という点でしょうか。

通常の審査員が選んだ人たちとは別に最大8人までが2021のコンクールへの参加が認められる、ただし審査員と聴衆とが全く同じ人を選んだ場合は追加はなし、というルール。なるほど。結果として6名が審査員とは異なるピアニストとして選ばれたそうです。投票に参加した聴衆は19,663人だったそうです。・・・むちゃくちゃ多いな。

なお来年の審査員の中にミハイル・リフィッツの名前があります。この人もブゾーニ国際コンクールで2009年に優勝しています。来年我々が日本に招聘することになっておりまして、9月4日に東京交響楽団と東京オペラシティで共演する(→東響シーズンラインナップ)のでよろしくお願いします。この人のモーツァルトは本物ですよ。

脱線しました。聴衆が気にいる演奏家と審査員が気に入る演奏家は必ずしも一致しない、というのは昔から変わりませんが、聴衆が選んだ6人が誰なのかということも発表されていますので、彼らが来年どういう結果を出すかという点も興味があります。韓国人や中国人の名前はたくさんありますが、残念ながら通過者の中に日本人の名前はありません(日本人も7名エントリーしていたようですが)。

演奏は公式サイトで見ることができるので、みなさんもご覧になってみてはどうです?

https://voting.concorsobusoni.it/en/candidates

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