【業界激震】コロンビア・アーティスツ(アメリカ)が明日倒産

業界に激震が走る巨大ニュース。かつて世界最強の音楽事務所と恐れられたコロンビア・アーティスツ(Columbia Artists Management, Inc.。略称はCAMIです。業界的には「カミ」と読みます)が明日、倒産します。あのコロンビアが!!!ちなみに最近分裂して出来たCAMI Musicという会社もありますが、今回のお話は本家のほうです。

ニューヨーク、カーネギーホールのすぐそばに事務所があり、世界最強のスター指揮者、演奏家たちを抱えていた老舗です。近年はかつての影響力を失っていたかもしれませんが、それでも大きな暖簾であることには変わりありません。1930年創立って書いてあるからちょうど90年です。公式サイトのAboutページに関わりのあったアーティストの名前が出てますが、例えば・・・・

クライバーン、カラヤン、ホロヴィッツ、メニューイン、ハイフェッツ、ロストロポーヴィチ、オーマンディ、クレンペラー、バーンスタイン、コープランド、ストラヴィンスキー、プロコフィエフ、ラフマニノフ。

これだけ揃ってれば、なるほど最強かもって思えるよね?

公式サイトやSNSは沈黙しているためまだ本当かどうかはわからないのですが、得意のレブレヒトのブログが先ほど速報を流しておりまして、おそらく事実なんでしょう。間違いだったら、、、、お騒がせしてごめん。

https://slippedisc.com/2020/08/breaking-biggest-classical-agency-goes-bust/

このページでソースとして掲載されているのはたぶん本人のスマホのスクショ・・・。充電22%か。少なくて不安になるな、早く充電してくれよ(常に100%近くじゃないと落ち着かない人)。

スクショ画像によれば、8月31日をもって倒産と書いてある。いずれにせよ、事務所が活動をやめる。時代が終わる。

しかし光るのはコロナのダントツの強さ。アメリカのクラシック音楽界もこの先はかなり厳しい状況であることが予想されますが、他のアメリカの大きなエージェンシー、例えばIMGやOpus 3といったところも持ちこたえられるのか。

CAMI所属のアーティストは今後どうなる?

ところでCAMIがなくなることでCAMIに所属するアーティストはこの後どうなるのか?いくつかのシナリオが考えられます。

1:ハザードチェースのように、会社はいっぺん精算されるが新しい会社が出来る。だいたいのアーティストがそのままそっちにスライドする。

2:担当マネージャーと一緒に新しい会社を設立する。小さな音楽事務所で再スタート。

3:ほかの事務所に流れる。マネージャーとセットで流れる、もしくはアーティスト単体で流れる。

4:ほかの業種に就職する。

CAMIに所属しているのはキャリアもしっかりした人たちが多いでしょうから、4のケースはたぶんほぼないのではと思いますけれど、コロナの暗黒時代がいつまでも続けば4を選択する人がいてもおかしくありません。(本当かどうか、日本の指揮者で今Uber Eatsやっている人がいる、っていう記事もありましたね)

3の、他の事務所に流れるケースもまた簡単ではないでしょうね。どこも不況だから、自分たちのことで精一杯ではないか。新たにマネージャーを雇うとか固定費が増えるような事はしたくないと思っているはずです。ただ、それでもある程度の動きはあるのではないかと予想。

1に関しては、レブレヒトおじさんが別記事で書いていますが、もとコロンビア・アーティスツの重役ダグ・シェルダンが新しい会社を設立する動きがあるということだそうで、その会社へ皆こぞって流れるというシナリオもあり得る。

4.2 6 votes
この記事の評価
guest
0 コメント
Inline Feedbacks
View all comments