世界の音楽家たちが、ロシア人アーティストに対するボイコットに抗議

change.orgに4日前に掲載されたキャンペーン「ウクライナに対する戦争を止めよ、ロシアとベラルーシのアーティストに対する全面的ボイコットを止めよ」にはすでに900人を超す人たちが署名している。

Stop the war against Ukraine and stop the blanket boycott against Russian and Belarusian artists    
https://www.change.org/p/open-letter-5b919998-83bc-4745-948c-36c70c28394f

https://www.theviolinchannel.com/hundreds-of-prominent-musicians-sign-open-letter-urging-music-institutions-to-support-russian-artists/

賛同する著名音楽家のリストがchange.orgに掲載されており、そこにはユロフスキ、ラトル、エルダー、パッパーノ、ウェルザー=メスト、ガードナー、ティツィアーティ、マイスター、ハンニガン、ブロンフマン、カヴァコス、F.P.ツィマーマン、ベネデッティ、コパチンスカヤ、ゲリンガス、フォークト、ヴァイトハース、シトコヴェツキー、テツラフ、ゲルハルト、フォーグラー、ボストリッジ、プレガルディエン、ファウスト、メルニコフ、ギルトブルク、ザンデルリンク(3人とも)、アリス・オット、ルノー・カプソン、ゲルハーヘル、ガフィガン、クヴィント、ゲルシュタイン、ブラッハー、ビシュコフ、ググニン、イッサーリス、ダウスゴー、ノセダ、キンキネン、ホーネック、ルイス、ヘンシェル、A.オッテンザマー、ラッヘンマン、メッツマッハー、ムローヴァ、アンスネスなどの名前があります。

手紙の概要は以下のとおり。上のchange.orgのリンクから誰でも名前を連ねることが出来る。

プーチンとロシア政府、あるいは明確に政府とつながりのある人物や団体に対して制裁および外交圧力をかけていることは全面的に支持する。しかしすべてのロシア人とベラルーシ人、およびこの2つの国の文化人すべてがこの恐ろしい侵略を支持しているわけではない。よって、我々は独裁者とその支持者の共謀を示す直接的な証拠がない場合ロシア人やベラルーシ人を非難するのは不当であると考える。

国籍に基づき公演から排除しつつ、そのアーティスト個人に危害を与えないようにすることは不可能である。国籍は問題にすべきではない。誰であれ自分の出自や国籍を正当化する必要はない。そのような発言をすることでその人自身、あるいはロシアやベラルーシにとどまっている愛する人達、友人、同僚を傷つける可能性があるし、人々は人質になっているように感じている。実際プーチンはウクライナ侵攻前より自国を攻撃し、事実上反対するものを黙らせ、国民をイデオロギー的に洗脳していた。我々は強く結束することで、政府の、憎悪を煽るニセの情報によるキャンペーンを打ち負かすことができるのである。この戦争を非難し、この戦争に責任を負う政権への支援を差し控えるすべてのアーティストは、芸術活動を続けることが許され、それによって平和という普遍的なメッセージを再確認できるはずである。

私達はロシア人とベラルーシ人の個人を、国籍を理由に無差別に排除することに強く反対する。このようは行為はあらゆる差別を根絶しようとする社会にふさわくないだけでなく、プーチンの危険なプロパガンダを助長するものである。

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