2023.3.18(土)ベンジャミン・フリス ピアノリサイタルin広島

祈りが音楽になったのではない 音楽こそ祈りだったのだ” シリーズ第3弾

平和を求め、自国を去った作曲家たち

日時:2023年3月18日 (土) 11:00開演 [10:30開場]、14:00開演 [13:30開場]
会場: 三次市民ホールきりり(広島県三次市)
出演: ベンジャミン・フリス、淀川 萌(ソプラノ)、森﨑 皓(テノール)

プログラム

ジョン・フィールド: ノクターン他

ショパン:ノクターン、マズルカ、バラード、スケルツォ他

ボーリーヌ・ヴィアルド:ショパンのマズルカを基にした歌曲集他

*開演時間・プログラムは予告なく大幅に変更になる場合がございます。

チケット

全席自由

一般:¥4,500(当日¥5,000)

MCS、三次音楽家協会会員:¥4,000(当日¥5,000)

23歳以下:¥2,000

【ご購入方法】

◎ネットーーー〔マイチケ〕クレジットカード可
オンライン決済をいただき、チケットは後日郵送いたします。

◎会員チケットをお求めの場合は、MCSメール、三次音楽家協会へお申し込みください

〔お申込み必要事項〕

※MCS会員・三次音楽家協会会員へ同時入会可能

お名前、〒ご住所、お電話番号、メールアドレス

・MCSメール mticket@mcsya.org

・三次音楽家協会メール miyoshiongakuka@yahoo.co.jp

【チケット取り扱い】

エディオン広島本店(広島市)

サン・グリーン/ヨシオカ楽器/三次市民ホールきりり 窓口(三次市)

【お問い合わせ】

mticket@mcsya.org
080-8243-1540(三次音楽家協会)


【主催】MCSヤング・アーティスツ、三次音楽家協会

【後援】中国新聞社、三次市教育委員会、(株)三次ケーブルビジョン

会場地図

略歴

ベンジャミン・フリス Benjamin Frith
ファニー・ウォーターマンの弟子。ダドリー・ナショナル・コンチェルト・コンクールに14歳で入賞し、サン=サーンスの第二番の協奏曲を演奏した。その直後、ハロゲイト国際音楽祭にデビューを果たす。ボルツァーノのブゾーニ国際コンクール最高位、および1989年のアルトゥール・ルービンシュタイン国際コンクールで優勝および室内楽賞を受賞したほか、多数のコンクールで入賞を果たす。

ルービンシュタイン国際コンクール後多くのオーケストラよりオファーが殺到。メータ指揮イスラエル・フィル、アツモン指揮ワルシャワ・フィル、ジョン・ウィルソンおよびサー・マーク・エルダー指揮ハレ管などと共演した。またインド、カザフスタン、イスラエル、エジプト、極東、北米などをリサイタルでツアーした。ASVレーベルおよびナクソスとレコーディング契約を結び、ジョン・フィールドの全協奏曲をノーザン・シンフォニアとの共演でリリースした。シューマンのダヴィッド同盟舞曲集の録音はBBCのラジオ3で非常に高く評価された。

その後室内楽に専念するようになり、とりわけグールド・ピアノ三重奏団で活動する。北米を定期的にツアーしており、ワシントン・ポスト紙は「音楽的な完璧さに極めて近い」と表している。またフリス・ピアノ四重奏団のメンバーでもあるほか、エリアス、エンペラー、エンデリオン、シリンガリアン、ウィハン、ダンテの各四重奏団ともしばしば共演している。

近年のレコーディングとしてはスタンフォードのピアノ協奏曲第2番をダンテ協奏曲(ソロ作品)とカップリングしたものがあり、これはBBC音楽マガジンで高く評価されたほか、グラモフォン誌でも「ディスク・オブ・ザ・イヤー2016」に選ばれている。

昨シーズンはウィグモア・ホールでシューマンのピアノ五重奏曲(エリアスQ)を演奏したほか、グールド・ピアノ三重奏団としてもウィグモア・ホールに登場し、ベートーヴェンのピアノ三重奏曲を演奏する。また中国および日本でソロリサイタルも開催する。

淀川 萌 (ソプラノ)

広島県三次市出身。広島音楽高等学校卒業。在学中に広島県代表となり全日本滝廉太郎声楽コンクール優良賞を受賞する。国立音楽大学声楽科入学し2006年9月よりウィーンへ渡欧。

2010年ウィーン・プライナー私立音楽院に在籍。2012年ベルヴェデーレ国際オペラコンクール・アテネ予選を通過しウィーンで世界大会に出場。同年、三次芸術文化賞を受賞。ヒロシマ平和創造基金奨学生(中村音楽奨学生)に選ばれる。2016年、2017年、2018年、2019年ベルヴェデーレ国際オペラコンクール日本代表に選ばれウィーン・モスクワ・リガで開催された世界大会に出場する。現在、みよしKIRIRI児童合唱団のボイストレーナーを務める傍ら、後進の育成や指導なども行っている。三次音楽家協会正会員。

森﨑 皓 (テノール)

崇徳高等学校、南九州大学環境造園学部地域環境学科を経て国立音楽大学音楽学部演奏学科声楽専修を卒業。

声楽を平野薫、末平浩康、山下浩司、折河宏治の各氏に師事。オペラでは、「フィガロの結婚」バジリオ、「魔笛」僧侶、武者、スクラーベン、「メリーウィドウ」カミユ、「こうもり」アルフレードとして出演。また、ドヴォルザーク「レクイエム」ベートーヴェン「交響曲第9番」テノールソロなど各種演奏会に出演。第50回記念福山音楽祭に出演するなど活動の幅を広げている。2008年第14回宮日音楽コンクール声楽部門入選。現在、崇徳学園をはじめ広島市立早稲田中学校等で非常勤講師を務めながら、演奏活動を行っている。歌声ユニットORIZURUメンバー。崇徳高等学校グリークラブOB会合唱団広島オルフェオン、国立音楽大学広島県同調会合唱団広島カンマーコール、合唱団かざぐるま指揮者。あきクラシックコンサート実行委員会委員。