日時:2022年6月26日 (日) 14:00開演 [13:15開場]
会場:三次市民ホールきりり 大ホール (広島県三次市)
出演:中川優芽花(ピアノ)
2021年9月、ヨーロッパ随一のコンクール、クララ・ハスキル国際で優勝し突如として檜舞台に躍り出た20歳の新星ピアニストが来日します。ドイツ・デュッセルドルフに生まれ育ち、ドイツの教育を受けた、まさにドイツ伝統文化を体現する大型新人が登場。今年3月東京で開催された日本デビューリサイタルでは聴衆がスタンディングオベーションの大喝采!国際的に大活躍の可能性を秘めた新星ピアニストが広島デビュー!
※クララ・ハスキル国際はスイスのヴヴェイで2年に一回開催。エッシェンバッハ、ダルベルト、内田光子、オズボーン、フェルナー、河村尚子、藤田真央などを輩出した世界の難関コンクールの一つです。
【プログラム】
シューマン:《子供の情景》
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第5番 K283
ラヴェル:《ラ・ヴァルス》 ほか
※曲目は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さいますようお願い申し上げます。
【チケット】 5月2日月曜日午後2時発売!
全自由席 一般前売り3600円/当日4000円
三次音楽家協会&MCS会員 3000円
小学生から22歳まではニコニコチケット 2525円
【主催】MCSヤング・アーティスツ/三次音楽家協会
【会場地図】
略歴
中川優芽花(なかがわ ゆめか)、ピアノ
現在20歳、ドイツに生まれ育った日本人ピアニスト。2021年、スイスで開催された権威あるクララ・ハスキル国際ピアノ・コンクールで優勝、および聴衆賞ほかも併せて受賞した。またデュッセルドルフで開催されたロベルト・シューマン国際コンクール(2019)、およびイェネ=タカーチ国際コンクール(2018)でも優勝しており、2014年にはワイマールで開催された「若いピアニストのためのフランツ・リスト国際コンクール」では第2位を受賞。
2014年にドイツの青少年音楽家コンクールで満点および第1位となったことでカール・ベヒシュタイン財団からの奨学金を獲得。ドイツ各地のホールからオファーを受け演奏するようになる。2019年以降ロンドンのウィグモア・ホール、デュッセルドルフのトーンハレ(ゾイ・ツォカヌー指揮デュッセルドルフ交響楽団と共演)、ワイマールハレ(マルクス・L・フランク指揮のイエナ・フィルハーモニー管弦楽団と共演)などで演奏している。最近では、サンクトペテルブルクで開催された第16回マリインスキー国際ピアノ・フェスティバルに招待された。現在ドイツ奨学金を得ている。
来シーズンはクリスティアン・ツァハリアスが指揮するホーフ交響楽団とベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番を、また同じくクリスティアン・ツァハリアスが指揮するポルト・カーザ・ダ・ムジカ管弦楽団とモーツァルトの2台のピアノのための協奏曲KV365を演奏する予定である。また、クララ・ハスキル国際コンクールの開催地ヴヴェイではヴヴェイ・クラシック・フェスティバルに出演しリサイタルを行う。
2001年デュッセルドルフで生まれ、デュッセルドルフのロベルト・シューマン音楽大学にてバーバラ・シュツェパンスカのもと音楽の教育を受け始め、ロンドンのパーセル音楽院ではウィリアム・フォンに学ぶ。2021年からはワイマールのフランツ・リスト音楽大学においてグリゴリー・グルズマン教授のもと研鑽を積んでいる。
▼2021年9月、クララ・ハスキル国際ファイナル動画(ショパン:ピアノ協奏曲第2番)