英国の名ピアニスト、イモジェン・クーパー(71)がデイム・イモジェン・クーパーに

© Sim Canetty-Clarke

イギリスのエリザベス女王の誕生日は4月21日です。しかし、それとは別に毎年6月に誕生日をお祝いするんですがご存知ですか。し、知りませんでした。「トゥルーピング・ザ・カラー」というお祭りで、今年は6月12日でした。なぜ6月かと言うと、いいお天気のときにやる、っていうふうに決まったとかそういうわけだそうです。

で、この日に合わせて「誕生日の叙勲」の発表もありまして、このたびめでたく英国の名ピアニスト、イモジェン・クーパーのお名前が長くなりました。デイム・イモジェン・クーパーに。

https://www.pianistmagazine.com/news/imogen-cooper-made-a-dame-in-queens-birthday-honours-list-2021/

イモジェン・クーパーご本人は「大変驚いている」と語っています。「どんなものかと思って書いてみたら気絶しそうになった」とは英国式のジョークでありましょう。うむ、よくわからんけど、喜びや照れに対する一種の英国的なる韜晦であらう。

イモジェン・クーパーはアルフレッド・ブレンデルの弟子としても知られていて、いわゆるウィーン古典派やドイツものを得意としている。わたしも一度ご本人と所属事務所とともに東京でのリサイタルの話をして、いい感じで話がまとまりかけたんですが、結局うまくいかず流れたことがあります。ホテルのラウンジでコーヒー飲みながら。マスク無しで(5年ぐらい前の話です)。

イモジェン・クーパーは若者を育てることにも積極的で、2015年にはイモジェン・クーパー音楽財団を設立し、自分自身や著名な音楽家から学ぶ機会を若者に提供している。詳しくはイモジェン・クーパーのウェブサイトの中に設けられたこの特設ページあたりを御覧ください。パヴェル・コレスニコフやエリック・ルーの名前もあります。

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