ルカ・ドゥバルグ、102鍵のピアノを演奏

いろいろとやってみるというのはいいことだと思うんです。やってみる、トライする。やる前からだめと決めてしまうのはつまらない。

2015年のチャイコフスキー国際コンクールで4位に入賞したあと活躍をしているフランスのピアニスト、ルカ・ドゥバルグは、明日、パリ・フィルハーモニーでのリサイタルにおいて、ポレッロが制作した102鍵のピアノOpu102を演奏するんだそうです。

https://philharmoniedeparis.fr/fr/activite/concert/22670-lucas-debargue

まてまて、そんな鍵盤が必要な曲を弾くのか。いいえ。弾きません。そもそも102鍵を想定して書かれたクラシック音楽作品はまずありません(あったらすません)。

明日のプログラムは

バッハ:イタリア協奏曲
シューマン:ピアノソナタ第3番
―――
フォーレ:舟歌第3番
フォーレ:バラードop19
スクリャービン:幻想曲op28

ね?別段、鍵盤の数が足りない系の作品ではないでしょう?(足りない系ってなんや)ラヴェルのオーケストラ編曲ものとかなら、なるほどわかるわかる、と思うかもしれませんが、むしろそこまで音域広くなくね?って言われたらそうかもって思っちゃうかも。

アンコールでなにかやらかすのかも?というのはあるのかもしれない。即興なら好き放題やれますよね。もしくは音色とか音の響きとかが気に入ってわざわざ選んでいるっていうことも考えられる。ベーゼンドルファーのインペリアル(97鍵)だって、弾くというよりも、響きをより豊かにするという目的でつくられていますよね。102だって、そっち系だったりするのではないでしょうか。ポレッロのサイトによればアクションだって構造だって普通のピアノとは違うらしいし。弦は並行ではないが交差もしていないし(若干説明pdf)。うん、十分有り得る。

楽器はわざわざ運ばれてくるのだろう、ピアノのコンサートとして意外性もあるし、なんかやってくれてるやん的な感じもします。ポレッロにしても良い宣伝になるので、運送賃(数十万円かかります)は自分たちで負担するのかな?いや、うまく交渉して主催者=パリ・フィルハーモニーに支払ってもらったかな??

いずれにせよ、やってみようの精神は大事ですね。新しいことに挑戦し続ける、これ、とっても大事。私たちも新しいこと、やってみよう。まずは今日も一つ、なにかを!

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