レディ・ガガ、大統領就任式で国歌を歌う。変ト長調で。

Credit: Classic FM

先刻つつがなくアメリカ大統領の就任式典が行われました。おめでとうおめでとうおめでとう!

このたび国歌を歌ったのは、そう、ご存知レディ・ガガ。こういう時っていうのはドラマチックな歌唱が求められますからレディ・ガガはぴったりですよね。ビリー・アイリッシュのような囁き声じゃあ絵にならない(もしかしたらすごくいいのかも)。

映像を観るとめちゃ密な感じもしますけれど別の角度から見るとスカスカですね。ちゃんと配慮がされていて素晴らしい。米海兵隊音楽隊の伴奏で、レディ・ガガは声高らかに歌い上げた!・・・待って!変ト長調ってフラットいっぱいのキーや。「シミラレソド」と「ファ」以外全部の音にフラットが付く調です。初見殺しです(ってのは大げさか)。マリーンバンドは簡単に対応できたのだろうか。いっぱい練習して対応したのか。フラット系の楽器も多いし問題ナッシングか。

実はバンドは録音を事前に済ませていて、スピーカーから出てくる音のキーだけ上げ下げして対応したのか?いまどきは再生時にテンポを変えることなくキーの上げ下げできる機器もありますし。ビヨンセは口パクだったが今回はバンドが口パクだったりして・・・。んなわけないすよね。

ところで、さっそく「プロのソプラノ歌手に鑑定を依頼してみた」とかいうむちゃくちゃな記事が出てまして笑いました。

https://www.classicfm.com/music-news/lady-gaga-national-anthem-biden-inauguration-singing-analysis/

“Well, as always, Lady Gaga made the occasion her own – starting with the gold microphone, accessorised by a massive gold brooch, pinned on what looked rather like the top half of a wetsuit, with a vast crimson skirt,” Bott begins.

“And her confident smile was reassuring as she sang: in the key of G flat major and staying in the no-mans-land of the contralto/mezzo-soprano registers, she began with appropriate classical dignity and 4 beats in the bar, just a hint of funky cross-rhythms in her phrasing of the words ‘Proudly we hailed’.

以下、適当な訳:

“レディ・ガガは通常運転だった。金ピカのマイクに始まって、ウェットスーツのような上着にはその半分はあろうかというほどデカい金のブローチが留められている。ボトムスは巨大な真紅のスカートだ”

“自信に溢れた笑顔で歌う姿は心強いものだった。変ト長調というコントラルトとメゾの間、特異な音域だ。適切な古典的威厳、そして4拍子で開始したが「Proudly we hailed」の部分のポリリズムがイケていた”

うむ・・・!!!

ブローチはこれ、鳩すね。ノアの方舟ですね。鳩がオリーブを咥えて戻ってくる(平和の象徴)ってやつすね。わかりやすくメッセージを出してくれているんだね。ピース。

要約すると「レディ・ガガ、相変わらずめっさ最高やっ!!」っていうことでよろしいかと思われます。

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