ウィーン国立歌劇場総裁の2020年度の給与は、約3500万円

これは安いのか高いのか?

ウィーン国立歌劇場の総裁という職は名誉ある職の一つで、この職を務めるということは世界中の人々を敵に回す・・・いえ、世界中から羨ましがられる職でございましょう。

歌劇場というのはとにかく、欲望やら羨望やら人間的な要素がぐるぐると渦巻いて渦潮のように人々を飲み込んでは吐き出していく・・・抽象的なものの言い方すんなや!!ようするに昨日の敵は今日の友、ありとあらゆる陰謀が行われ、ナイーヴな人間は心を病み、他人を足蹴にすることがあっても揺るがぬ強い精神を持つもののみが生き残れる弱肉強食の世界なのである。アフリカのサバンナ、アマゾンの密林なのである。一寸先は闇である。

前置きが長い!叱られてしまいましたので行ってみましょう。

2020年、ウィーン国立歌劇場の総裁に支払われた給与はおよそ3500万円だったそうです。そのほか文化芸術の長たる立場の人たちに支払われたお金が公表されているから確認してみて下さい。

アルベルティーナ美術館館長:310,700ユーロ(約4,029万円)
オーストリア国立図書館館長:294,800ユーロ(約3,822万円)
ウィーン国立歌劇場総裁:269,200ユーロ(約3,490万円)
美術史美術館館長:258,200ユーロ(約3,347万円)
ザルツブルク音楽祭総裁:233,500ユーロ(約3,027万円)
ベルヴェデーレ宮殿総監督:214,900ユーロ(約2,786万円)
フォルクスオーパー総裁:211,000ユーロ(約2,735万円)
ブレゲンツ音楽祭総裁:157,500ユーロ(約2,042万円)

https://www.derstandard.at/story/2000132106545/fast-schon-bundeskanzlergehalt-kulturmanager-einkommen-2019-und-2020?ref=rss

こうして見るとなかなかどころか、めちゃくちゃ興味深い。国立図書館の館長の給与が高いって、なんかいいですよね。どうでもいい豆知識ですがベートーヴェンやモーツァルトを支援したゴットフリート・ファン・スヴィーテン男爵っていう人がいてね、この人は国立図書館(かつての宮廷図書館)の館長をしていたんです。そしてこの人が図書館の「カード目録」っていう仕組みを作ったんですよ。それまで図書館の目録は製本されていて、探しにくかった。カード目録、いまやもう無いですよね。でも私も子供の頃とか大学生の頃とか、図書館に行ったら一生懸命繰って見たよね。いやー懐かしい。そう、カード目録はウィーンが発祥の地なのさ!

今日は歴史のお勉強ができてよかった!

しかし年収4000万とか、あこがれるわー。4000万あったからといって別にベンツ買いたいとか思わないけど、それだけあれば心にゆとりが出来るだろうし、ちょっといい焼酎も飲めるよね。ただまあ、人間の幸せ指数?ってんですか。それは年収800万ぐらいで頭打ちになるみたいですよね。

お金じゃないんですよ。でもお金なんですよ。

4.8 6 votes
この記事の評価
guest
0 コメント
Inline Feedbacks
View all comments