キエフの中心でオーケストラが演奏

キエフ・クラシック交響楽団という2004年に設立されたオーケストラがあります。

https://kyivclassic.com/eng

このオーケストラも、戦争が始まり解散状態にならざるを得なくなっていた。半分以上のメンバーが首都を脱出し、コンサートもすべて中止。

このオーケストラが3月9日、およそ25分にわたってキエフの中心で演奏をした。キエフでコンサートを開くことを恐れていないことを全世界に示すためだ。

https://www.washingtonpost.com/world/2022/03/10/ukraine-russia-orchestra-music/

このオーケストラは、ウクライナ国立チャイコフスキー音楽院(キエフ音楽院)に所属している。そう、チャイコフスキーはロシア人だが、祖先はウクライナ出身なのだ。1913年に設立されたこの音楽院は正式名称が上記だが、普段はキエフ音楽院と呼ばれる。ラフマニノフ、チャイコフスキー、グラズノフらが関わって設立され、グリエールやフェリックス・ブルーメンフェルトなどが学長を務めた。音楽院にチャイコフスキーの名前が冠されたのは1995年のこと。

ホロヴィッツやブライロフスキーはこの音楽院の出身。そして日本の音楽教育を支えたレオ・シロタもここ。

オーケストラメンバーの中には銃を手に一緒に戦おうと考えたメンバーもいたが、友人たちに止められたのだという。「命を捨ててはいけない、これが終わったらお前が必要なんだ。俺たちがお前の命を救う、そのあと、俺達のためにお前が音楽を演奏するのだから」

同楽団がポストしたYouTube動画は以下:

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