昨日の続き MCSの2020年情報その2

おはようございます。昨日のブログの続きをやります。右の画像は私がフォトショップで25秒で作成したものです。2020の文字が小さいのは気にしないで下さい。

気を取り直しまして、来年我々が招聘する予定の演奏家たちの情報です。詳細は決まり次第このブログとかツイッターとかFacebookとかでもたぶんお知らせしますんでお楽しみに。でも一番確実なのはメルマガですね。メルマガ。MCSのメルマガご登録まだっちゅう方はこちらからぜひどうぞ

じゃ続き、行きます。

6月 セルゲイ・ソボレフ(ピアノ)
チャイコフスキー国際4位入賞の隠れた名手。ロシアには凄まじい才能が普通にざっくざく埋もれているたりするので発掘は超楽しかったりします。ピアノ好きならチェックしておくべきかと存じます。スクリャービンやタネーエフなどを弾かせたらウルトラ絶品。東京でもその十八番といえるスクリャービンを演奏。自分個人的にはスクリャービンのソナタから小品から何からぜんぶ弾く演奏会、という、いろいろな意味で発狂系のコンサートも期待したいけれど、それはまあ、そのうちに機会もあるかもしれません。

8月 パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
突如としてコンタクトがあった。「来年夏にオーストラリアで演奏会をする。ついては日本に立ち寄って公演ができないか?」えっ、ちょっとまって来年の夏って思いっきりオリンピックの時期ですけど。でも話を聞いてみればバッハの無伴奏組曲全曲をヴィオラ・ダ・ガンバで一晩で演奏するという、例のやつやんけ!日程もギリギリオリンピックにはかぶっていない・・・・。というわけで悩み抜いた挙げ句一にも二にもなくお願いすることになりました(どっちやねん)。もう本当に一瞬だけ日本に立ち寄って滞在時間も48時間未満とかになりそうですが、ぜひ東京で、型破りの名匠の技に酔って下さい。

9月 マルツィン・ディラ(ギター)
このブログでも紹介させていただいた、当代世界最高のギタリスト。ギター関係者の誰に聞いてもディラはすげえよ!と返ってきます。私は勝手に「ギターのクリスチャン・ツィメルマン」と呼んでいます。見た目も似ていれば完璧主義なところも似ているし、高貴な音楽づくりをするところも似ている。こちらからの曲目などのリクエストには一切応じない、というスタイルも、完璧主義者ならでは。年齢も40代なかばで、その高い芸術性と技術ががっちり組み合った最高の演奏になるでしょう。ギターはちょっと・・・という人にこそ聞いて頂きたい天才です。そのすさまじさに間違いなく椅子からひっくり返るから。「絶対に何が何でも聞いておくべき演奏家」っていうのは、世の中を見回してみてもあんまりいませんが、この人は間違いなくその一人です。

10月 ティモシー・リダウト(ヴィオラ)
MCSが強烈にプッシュしている天才ヴィオラ奏者。都内のあるオーケストラに、ティモシー・リダウトのことを今すぐ採り上げてとはいいませんから名前だけでも覚えて下さい・・・と言ったところ「もう○。○。○○。○さん(巨匠)の口から共演したいと言われているので、考えますね」と言っていただきました。そう、もうヨーロッパでは話題騒然のヴィオラ奏者なんです。今回の来日では、子供のための、というか、音楽文化芸術を発展させて行くためのワークショップも実施します。

10月 エフゲニー・スタロドゥブツェフ(ピアノ)
謎のピアニスト。ピアノ界の怪僧ラスプーチン。ロシアからは本当に才能あるピアニストが次々と発掘される。素晴らしいことです。アレクセイ・リュビモフ師も「彼は本物だ」と語っています。フェインベルクという名前の、ロシアのピアノ史には書かせぬ天才がいましたが、そのフェインベルクの作品だけを演奏するという、マニアな方々のヨダレが地面にまでドバーッ!っとアレするような内容のコンサートになるかと存じます。今年のググニンのゴドフスキー祭りもめちゃ盛り上がったけれど、スタロ・・・・なんとかの(難しくて舌噛んじゃう)フェインベルク祭りも絶対にチェックすべきだと思いますね。ええ、ええ。

11月 アレクセイ・リュビモフ(ピアノ)  
来年でコンサートホールからの引退を表明しているロシア音楽界の巨星(サロンコンサートには出るよと言っているそうですが)。プログラムはまだ未定ですが、おそらくアバンギャルドな人生の歩みを総決算するような内容になるかと存じます。

なぜまだお若い(70代の半ば)のに引退するのか?自分の思う通りの演奏ができるうちに引退したいのだ。歳を取ってボロボロの演奏で舞台に立つのは自分としては許せないのだ、ということだそうです。ちなみにリュビモフ氏は先日、完璧主義という言葉について、自分自身も完璧でありたいと思うし、完璧を目指したことがあったが、あれはものすごく苦しい、自分を苦しめるのだ、結局人間は完璧ではない、というようなことを、ヤマハに向かうタクシー(中央区爆走中)の中で語っていました。この言葉の重みは、実際にコンサートホールで、ソ連時代より何十年ものあいだ修羅場をくぐってきた人間だけが持つものです。

12月 マリオン・ウィルマン(イギリスのクリスマスコンサート)
BBCとかハロッズとかに出演している歌のおばさま。子供と一緒に「ABC!」英語ができなくてもOK。身振り手振り、パントマイムで教えたらあら不思議!気がつけば子どもたちが英語でなめらかに歌っているではありませんか!マザーグース、イギリスの歌曲などでお楽しみいただく「英国のクリスマス」。英国に長く住み旺盛な好奇心でセレクトしたワンおばちゃんセレクト!日本未入荷の紅茶やお菓子も出ます。寒い冬もアッツアツの紅茶でホッカホカや!!

・・・・という感じです。このリストはこの後増えるかもしれませんし増えないかもしれません。ちなみにただいま現在進行系で、読めない名前系の、バッハ弾きの若い女性ピアニスト系の招聘系の話が進行中系です。バッハ系弾いてもらおうぜ!系的な。

系系うるさいわ。それではまた。

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