巨匠指揮者ズービン・メータ(84)、ミラノで病院に運ばれる

押しも押されもせぬ巨匠指揮者、インド出身で、コントラバス奏者から指揮者への華麗なる転身といえば・・・誰?はいっ!!ズービン・メータ!!

ピンポーン。

インド出身のクラシック音楽演奏家はほとんどいません。大変に稀れ。このメータが世界的に活躍する唯一の存在と言っていいかもしません。親戚にあたるベジュン・メータ(確かいとこの息子)は人気カウンターテナーですが生まれも育ちもアメリカです。さてズービン・メータはいま84歳。4月で85歳になります。高齢です。さすがに3大テノールのみなさんとぶいぶい言わせていた頃の印象とは全く違う。

ちょっと下世話な話になりますけれど、ハーバート・ブレスリンという人が書いたパヴァロッティの伝記本というのか暴露本『王様と私』によりますと、3大テノールの公演でメータは100万ドル(1億円とか)ぐらい貰ってたらしいんですよね。ワンステージ1億円!!まさに夢のような金額だ!!

最近メータは椅子に座って指揮をしていますし、お顔つきにも年齢を感じるようです。そのメータ、おとといミラノのスカラ座でリヒャルト・シュトラウスのオペラ《サロメ》のリハーサル中に気分が悪くなり病院に搬送されたそうです。いや、そもそも心臓に悪そうなサロメを84歳で振ろうかという気力がすごいなと思いますけれど。

https://operawire.com/conductor-zubin-mehta-hospitalized-in-milan/

診断をしたミラノの医師によりますと、仕事が多すぎるストレスによるものだろうということだそうです。13日に病院に運ばれ、2日間の安静。状況をみて今日からリハーサルに戻るということなのだそうですが、無理そうならリッカルド・シャイー(スカラ座の音楽監督)が代役で指揮することになっている。

スカラ座のウェブサイトを見ますと上演はライブストリーミング形式で、20日土曜日のイタリア時間午後8時から。

https://www.teatroallascala.org/en/season/2020-2021/opera/salome.html

お年ですのであまりご無理をなさらず、長くご健康であられることをお祈りしております。

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