ウクライナ人のウドヴィチェンコにとってはただの音楽会ではないあの特別なイベントになるプラネタリウムでのヴァイオリンの演奏。同郷のウクライナのハリキュー(ハリコフ)出身の西新井のギャラクシー・プラネタリウムの学芸員オレナさんが当日解説をしてくれることになった。キエフの夜空を再現してくれることになっている。 ウドヴィチェンコは「本当はハリキューの方がもっと嬉しいな」と言っていました。「でもキエフでも充分嬉しい。離れた東京ならばハリキューもキエフとそんなに変わらない」「僕ウクライナ語で喋っていいかな？」ハリキューの夜空と世界に羽ばたくウクライナの鬼才によるヴァイオリン無伴奏の調べ………東京で一番キャパシティーの大きなプラネタリウムである。東京北部の西新井。昔の江戸で見るウクライナの夜空の星