ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートは無観客が決定。ザルツブルクのモーツァルト週間は中止。

ウィーン・フィルのニューイヤーコンサート、来年1月1日はリッカルド・ムーティ。聴衆はごくわずかもしくは無観客でという事がアナウンスされていましたが、無観客で開催と公式に掲載されました。
https://www.wienerphilharmoniker.at/en/newyearsconcert/newyearsconcert2021
個人的には中途半端にパラパラと客席にお客様がいるよりもゼロの方が観た目の感じも悪くないのではないかと思われ、これでよかったんではないのかなという印象を受けています。舞台にカメラを集中させることもできるもんね。客席にシュワちゃんとか写ったら、見てる方も落ち着かない気持ちになるもんね(んなこたあねえよ)。
シュワちゃん(アーノルド・シュワルツェネッガー)はグラーツ近く出身のオーストリア人。今年73歳だとか全く信じられない。テレビCMでショスタコに合わせてちーちーんぶいぶいってやってた頃が懐かしいね。いまググったら1990-92年だそうで。
うわうっかり全部見てしまった。麻雀のやつとかめちゃなつかしい。
一方、同じオーストリアのザルツブルクで1月に開催予定だった今年の「モーツァルト週間」は中止が決定したそうです。音楽監督はメキシコ人テノール歌手のロランド・ヴィラゾン(知らんかった)で、「最後まで希望を持っていたのですが、この決定は我々の心を粉々にしました。しかし皆様の健康が第一です」とコメント。
https://mozarteum.at/umgang-mit-konzertkarten-nach-absage-der-mozartwoche-2021/#info
オンラインイベントに移行するそうです。またチケットは返金せず寄付してほしいと呼びかけ。
オーストリアの3度目のロックダウンは今月26日から始まりとりあえず2021年1月18日までとなっているそうですが、果たしてこの日で解けるのか、あるいは延長になるのか。まだ誰にもわからない。
リッカルド・ムーティ指揮ウィーン・フィルニュー・イヤー・コンサート2021年は新型コロナウイルス感染防止対策に伴って最初の無観客ニュー・イヤー・コンサートとなりました。リッカルド・ムーティの人生とイタリアに関連するプログラムを収録。早く高音質ブルースペックCD2に生まれ変わって再発売されたらもっと嬉しいです。映像作品は日本国内盤はBlu-rayのみの発売で特典映像はウィーン国立バレエ団からのワルツ春の声のバレエをリヒテンシュタイン庭園宮殿で収録。マルゲリータ・ポルカのバレエをローズハウスで収録。おまけはブルゲンラント州創立100周年記念映像を収録。このコンビでのニュー・イヤー・コンサートの映像作品の全てが早くDVD再発売及びBlu-ray化されたらもっと嬉しいです。