パリ、ノートルダム大聖堂のオルガン修復中、パイプ撤去が完了

© Patrick Zachmann / Diapason

フランス、パリの象徴とでもいうべきノートルダム大聖堂が燃えたのは去年の4月15日のこと。もう一年半も前の話なんですよね。時間が進むのが、早い。早すぎて困る。今日も本当に朝から、早う食べい!着替えい!!と何度も息子A氏とB氏に口を酸っぱくして言っているうちに早や8時が過ぎてしまったようだ。ああやんぬるかなやんぬるかな。

そのノートルダム大聖堂のオルガンはというと、現在絶賛修復中です。2024年の4月16日の完了を目指し、つまりパリのオリンピックに十分間に合うように、という感じのスケジュールで作業が進められているそうです。

そして、今日は朗報であります。読み上げます。よろしいか。

・・・修復、順調だってよ。なんということでしょう。8000本のパイプが全て取り外され、撤去されたということだそうです。よかった。このあとパイプは徹底的に、いやテッテ的にというのが正しい文法だ。洗浄され、調整され、そして再びノートルダム大聖堂に運び込まれ、正確にもとに戻される。作業中にぶつけてヘコましたら親方のカミナリが落ちるから要注意だ。そして、およそ半年の試運転?を経て、24年の4月を迎える、そのようになっているそうです。

https://www.diapasonmag.fr/a-la-une/notre-dame-de-paris-la-depose-du-grand-orgue-est-terminee-31560

私もかつて、ホール備え付けのでっかいパイプオルガンの修復作業というものを目のまえで見たことがありますけれど、ほんと、えっ、こんなちっさなパイプもあるんけ、というようなものも中に詰まっているんですよ。驚きますよ。ぞうさんのあくび、あーあ、あーあ!!あーりさんのあくび ぁーぁ、ぁーぁ。そういう感じなんです。何がいいたいのかと言うと、「私が修理担当者だったら間違いなく、2本や3本はおろか、20本から200本ぐらいは行方不明にする自信がある。いや、絶対にだ」、ということです(なんの自慢にもならない)。

取り外し作業は11人で行われたということですから、ますますもって、責任の所在があいまいになって、いわゆる「他の人のハンコがあるから、ヨシ!」状態にもなろうかと思うのですが、一切の問題がおこることなく取り外しが完了されたというので、しかもですよ2ヶ月も前倒しで(!)撤去作業が完了したということですから、これは実に喜ばしきことではないでしょうか。撤去作業は8月3日から始まって、予定では来年の2月までかかるはずだったところ、昨日、4ヶ月ちょっとで終了した。「ああ2ヶ月遅れね、フランスだしね」とつい読んでしまった自分の不明を恥じたい。逆だよ逆、早まったんだよ!心よりお詫び申し上げます。

なお、このノートルダム大聖堂のオルガニストを長く務める、フランス音楽界の至宝オリヴィエ・ラトリー氏は来年2月にMCSの招聘で来日する予定となっております。

4.5 2 votes
この記事の評価
guest
0 コメント
Inline Feedbacks
View all comments