【訃報】イーゴリ・オイストラフ(90)、ヴァイオリニスト

夜中に大学の先輩方方面からラインがチリンチリーンと鳴りまして・・・・いや、嘘はつきますまい。基本夜は私はスマホの通知を切っているので起床してから確認したのですが、そのメッセージが告げますに、オイストラフ先生がお亡くなりになったと。

https://www.thestrad.com/news/violinist-igor-oistrakh-has-died/13538.article

https://www.diapasonmag.fr/a-la-une/le-violoniste-igor-oistrakh-est-mort-34656

https://tass.ru/kultura/12273831

https://novayagazeta.ru/articles/2021/09/01/v-moskve-umer-skripach-igor-oistrakh-news

オイストラフってあのオイストラフけ、と思われたかもしれない。そうです。あのオイストラフ。イーゴリです。伝説的ヴァイオリニスト、ダヴィッド・オイストラフの息子さんです。ロシアには父称というのがあり父親の名前を真ん中に置きますので、イーゴリ・ダヴィドヴィチ・オイストラフ。1931年4月うまれ。もう90歳だったんすね。

1949年から55年までモスクワ音楽院で父に学び、58年に修士課程を終了したのち母校でも教鞭をとった。1949年のブダペスト国際コンクールで優勝、また1952年のヴィエニャフスキ国際コンクールでも優勝。チャイコフスキー国際、エリザベート国際、ヴィエニャフスキ国際など著名コンクールの審査員も務めた。

ピアニストの妻とはベートーヴェン全集などを残した。せっかくなので若い頃の映像を:

イーゴリもブリュッセル音楽院で1996年から2010年まで教えたが、このところはモスクワに住んでおり亡くなったのもモスクワにて。タス通信によりますと「8月14日、長い闘病の末に」ということだそうです。父と同じノヴォデヴィチ墓地(モスクワ)に埋葬されることが計画されているとのこと。ここです↓

息子のヴァレリーはヴィオラ奏者。ブリュッセル音楽院で教えている。

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Victoria Okada

「長い闘病の末」というのは癌ですね。なぜか欧州ではこういう表現で癌をやんわりと示す習慣があるみたいです。