【訃報】“レディー”・ショルティ(ゲオルグ・ショルティ夫人)、83歳。

Photo: Evening Standard

レディー・ショルティとして敬愛されてきた芸術のパトロン、ヴァレリー・ショルティが今週水曜日、ロンドンの自宅でお亡くなりになったそうです。享年83。

https://theviolinchannel.com/lady-valerie-solti-has-died-age-83/

MCSのワンおばちゃんもショルティ夫人とはお付き合いがあったと聞いております。既に情報が伝わっていて涙を流しているにちがいない。

1937年8月19日、英国のリーズに生まれたヴァレリー・ショルティは、きわめて豊富な人脈を持ち、若いアーティストの支援を惜しまなかったと聞いております。聡明で、人柄も大変すばらしかったと聞きます。シカゴ交響楽団の団員は全員のファーストネームを覚えていたというのも心を動かされるストーリーですやんか。

https://www.chicagotribune.com/entertainment/music/ct-ent-cso-lady-valerie-solti-dies-20210402-bd2vkf4s7bgodnk7jox2cnsdvi-story.html

ゲオルグ・ショルティ亡き後はショルティ財団を設立し、その活動でも知られていました。二人の出会いは、BBCの司会者をしていた彼女が1964年にショルティをインタビューしたのが出会いのきっかけ。BBCからショルティをインタビューしてほしいという緊急の依頼を受け、オーケーしたが、そのときの彼女の最初の反応が「だれ?」だったそうです。しかし、運命がそこで微笑むのだ!!バーン!!

ショルティが大幅に遅刻したためホテルの部屋をノックしたら、バスローブ姿で出てきたショルティは遅刻を詫びると同時に「靴下を探してくれないか」と頼んだ。それがきっかけで、二人は67年に結婚した。運命が、微笑んだ!!バーン!!(しつこい)

2人の娘、そして4人の孫にも恵まれた。

ご冥福をお祈りします。そしてショルティ財団のさらなる発展を願います。才能に溢れた若いアーティストたちを支援してきた財団の価値は計り知れません。そしてこの困難な時期にこそ、このような財団の存在はさらに重要になるのではないでしょうか。

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