ショパン国際コンクール覇者チョ・ソンジン、所属事務所を替える。

ソレア(仏)→KDシュミット(独)

今年のショパン国際コンクールは延期になり残念ですが、来年つづがなく開催されることを願っております。やっぱり一番盛り上がるのがショパン国際コンクールですもんね。ショパンは私も心底大好きだしショパン国際コンクールの動向はやっぱ気になる。

チョ・ソンジンといえばご存じ、前回の、つまり2015年ショパン国際コンクールの優勝者です。韓国人で、フランスで学び、コンクールで優勝したときは確かミシェル・ベロフのクラスの生徒でした。優勝後の快進撃はファンの皆様ご承知の通り。

チョ・ソンジンはフランスのソレアという音楽事務所に所属していましたが、おとといニュースがリリースされておりまして、ドイツのKDシュミットに移籍したとのこと。以下シュミットのリリース↓

https://www.kdschmid.de/en/news/detail/news/new-signing-seong-jin-cho/

フランスの大手からドイツの大手へ。へーへーへー。シュミットなんだ。英国に行かなかったのはブレグジットも関係ありますでしょうかね。だとしたらブレグジット痛いっすね。まあでもこの業界も個人と個人との関係性で持っていたりするので、単にシュミットの新しいご担当者とひょんな事で知り合って、意気投合した、馬があった、という事なのかもしれません。

音楽事務所って、サッカーチームとかとも似ているところがあると私は思っていて、チームの方針とかにうまく溶け込めばずっとそこにいるし、なんか違うなと思ったら出ていく、そういうもんではないですか。ソレアからシュミットっていうのも、言ってみればトップチームからトップチームだと思うんですよ。格落ちでもなければ格上げでもない。心機一転がんばろうや、ファイティン!っていう感じかなと。

KDシュミットとは私は何度も仕事をともにしましたが、難しさを感じた経験は少なくとも今のところはありませんで、私個人としては「感じのいい事務所なんじゃないの」という理解でおります。

昨日シュミットから出されているリリースを見ますと、各国の音楽事務所と共同してやるよってことで名前が列記してあります。

アメリカ:Charlotte Lee at Primo Artists
イタリア:Lorenzo Baldrighi Artists Management
スペイン:Victor Medem of Medem Music
日本:Japan Arts

これ以外の国は、チョ・ソンジンを呼びたいと思ったら原則シュミットにコンタクトを取ることになる。韓国もそうなんだな。韓国はもともとソレアが直接やってたみたいだしそのまま引き継いだってことですか。

今後シュミットが世界中ワールドワイドでやるわ、と言う世界覇権を目指しているわけではない、という点を強調しているようで、なかなかここまで書くことはないので、むしろ敢えて書く意味があったりもするのかな、本人や各国の事務所に対して気を遣っているのかも知れない、と考えるのはいささか穿ち過ぎでしょうけれど、はっきりと書くという姿勢は気持ちがいいです。はい。

韓国のある主催者と雑談した思い出

ここからあとは雑談です。

2年ぐらい前にソウルである音楽関係者と会って話をした時、いやー今チョ・ソンジンはもう本当にすごいことになっていて、出演依頼が全国から殺到していて、事務所がものすごい強気で大変なんだ、という事を言っていました。条件面がかなり厳しい、と。具体的な金額は書けないけど「うっそ!」と目が飛び出たとだけはお伝えしておきます。それでもみんながチョ・ソンジンに殺到してるんだよ!・・・呆れたように言うその口調から、ちょっとした羨望の眼差しや、スターが生まれたことへの誇りみたいなものも感じました。

やっぱりショパン国際コンクールは韓国でも特別なんだな。ややや、すごいな、と思いながらトッポギを食べ、ビールを飲んでいました。

え?この長い餅のことをトッポギっていうんじゃないの?なにトッポギは料理の名前?じゃあこれなんなの?え?言いにくい?トッ?・・・ソウルの夜は愉快であった。

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