英国、シェフィールド大聖堂が聖歌隊を解散

英国5番目の都市シェフィールド大聖堂から突然発表があり、聖歌隊を解散するとのことです。一方的な発表につき、寝耳に水だった関係者は激怒。アーティストたちも激怒。

↓イェスティン・デイヴィス(イギリスの人気カウンターテノール)

これはコロナによるものではないみたいですが、コロナによる活動停止を受けて、これまで思ってきたことなんかを実行に移したということだと思われ、間接的にはコロナのせいであると言うことができるのではないですか。

・・・そうかもしれないし、ちがうかもしれない(「かえるくんとがまくん」のイメージで)。

解散→新しい聖歌隊を1年後ぐらいにに再結成。ということだそうです。世の中が変化し多様化しているので、聖歌隊もそれにあわせて変化をしなければならない、これまでの聖歌隊はエリート主義だったかもしれない、ということなのだそうです。そのためにいっぺん解散して新しく聖歌隊を作る。

https://www.sheffieldcathedral.org/news/2020/7/21/sheffield-cathedral-choir
https://www.classicfm.com/music-news/sheffield-cathedral-choir-closure-parents/

●ガーディアン紙に掲載されている大聖堂側のコメント

「我々が生活し、仕事をする複雑な都市コミュニティのエキサイティングな未来のための音楽部門と聖歌隊を設けます」
“create a Music Department and Choir ready for the exciting future of the mixed urban community in which we live and work.”

「街は非常に急速に変化しています。大聖堂の音楽も幅広くリーチしていく必要があると感じています。我々はさらに野心的でありたいと思っています。つまり、より広い子どもたちのグループや、街の中のこれまで届いていなかった人たちにリーチしていきたい。」
The city is changing pretty quickly and we feel cathedral music needs to have a wider reach. We want to be more ambitious, and that means engaging with a wider group of children and reaching parts of the city we haven’t reached before.”

https://www.theguardian.com/uk-news/2020/jul/23/sheffield-cathedral-to-disband-choir-to-take-account-of-diversity

BBCの記事によりますと最近の晩祷には1人か2人しか来ないこともあった、なのでアプローチの仕方を変えなければならかったのだ、と。

https://www.bbc.com/news/uk-england-south-yorkshire-53526684

長い伝統があるものをぶった切るっていうのはなかなか難しい問題ですし、関係者と時間をかけてじっくりと対話せずいきなり発表したのはまずかったかもしれない(対話を重ねたところで溝は埋まらないことも往々にしてあるんですけれど)。教会に人が集まらないから解散するのか、解散以外の道はなかったのか。人が集まらないのはそもそも教会の努力が足りないせいではないのか。

そうかもしれないし、ちがうかもしれない。

それでは多様な人が集まる教会を目指すため大聖堂はこれから一体どんな合唱をやるっていうのでしょう。どうにも想像がつかないのですが。ゴスペル?まさかね。クラシックやポップやロックのミュージシャンに加わってもらう?・・・・まさかね。

マリリン・マンソンに頼・・・ないない。

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