ダグ・シェルダン(元コロンビア・アーティスツ)、復活す。

ダグラス・シェルダン、短くしてダグ・シェルダンは今年倒産したコロンビア・アーティスツの元・強面エージェント。

コロンビア・アーティスツのドン、“ロン”ことロナルド・レーガン、間違えた、ロナルド・ウィルフォードが“ヤス”・・・また間違えた、“ダグ”らとともに、爆走していたのは70年代80年代ぐらいでしょうか。ロンが2015年になくなり、お家騒動?が起こってダグ・シェルダンは半ば引退のような状態になっていました(たぶん)。CAMIも本家とCAMI MUSICとに分裂していた。そしてついに今年、CAMIは倒産した。

そこに満を持して老兵ダグ・シェルダンが、帰ってきたのである!!ババーン!!(おおげさ)

Sheldon Artists
https://www.sheldonartists.com/

いや「帰ってきた」とか言いましたけど、この会社、けっこう前からあるっぽいんですけど。

どういう超大物アーティストが関わっているのかというと、ゲルギエフ、そしてムター。この2名です。はっ?たったの2人?と言うなかれ、この2人がいればそれだけで十分であります。大型ファームを目指さず、ブティック・エージェンシー(小型の事務所)としてやるのであればとりあえず十分活動ができるのでありましょう。

そのほか、若手、中堅などの名前もあります。どういう人がいるのか、ということは、ご興味のある方はウェブサイトをご覧いただければと思うのですが、日本に来たことがある人、という意味で軽く触れておくと、シモーネ・ラムスマ、クレア・フアンチ、レーラ・アウエルバッハ、このあたりでしょう。

しかしウェブサイトのメニューが少々不思議な分かれ方をしておりまして、Artistsというところに本来全員が含まれていてもいいはずなのにそうではない。Artists、Conductors、Orchestras、Composer、Consultingという風に分かれていて、それぞれに別々の名前がある。これは推測するに、Artistsというところに名前のある人とだけ、ワールドワイド契約あるいはゼネラル・マネージメント契約をしているのではないか、それ以外のところに名前のある人はアメリカ大陸もしくは北米のみ、アメリカ合衆国のみ、とかそういう契約ではないでしょうか。そしてConsultingというところの人たちは、とりあえず協力するけど、所属アーティストではない、将来うまいこと行ったら格上げするかも、みたいなことなんではないかと推測。

たぶんこれでだいたい合ってると思います。はい。全然間違ってたら・・・ごめんちゃいちゃい。

その昔、不肖私もシェルダン氏と交渉したことがあります。正確には、それまで別の人と交渉していて、まとまりかけていた話でした。突如としてダグ・シェルダンがその(ほぼ無名の新人)アーティストと契約をしたからよろしくと言われ、ギャラは数倍に、そしてフライトについてもビジネスクラス、ホテルは4つ星以上、と言われました。うっそー!!それまでの経緯など状況の説明を試みましたが取り付く島は一切なく、その話はおじゃんになりました。しかしいきなり強烈に釣り上げ、しかも一歩も引く様子がなかったのはすごいなと思いました。

そのアーティストはしかし、その後わりとすぐに別の事務所に移っていました。これはもう何年も前の話です。人生はいろいろあるよ。

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