シベリウスの忘れられた作品が発見され121年ぶりに演奏される(動画)

1900年4月7日にシベリウス自身の指揮で初演されたままお蔵入りして所在不明になっていたとかいうKonserttialkusoitto(演奏会用序曲)という作品が発見され、121年ぶりに再演されたそうであります。おめでとうおめでとう!!

https://avantimusic.fi/en/avanti-conducted-by-tuomas-hannikainen-resurrects-sibelius-work-dormant-for-120-years/

おめでとうでいいのかな。いいよね、多分。

指揮者でシベリウスの専門家、トゥオマス・ハンニカイネンがシベリウスの自筆譜のなかから発見した12分の作品で、シベリウスの幻のオペラ《塔の中の乙女》に基づいているとのこと(聴いたことないんですけど)、そのパート譜の中にまぎれていた。とはハンイカイネンの言葉。なるほど。

1900年っていうとシベリウスの代表作《フィンランディア》(1899)、それから交響曲第1番(1899)が書かれた頃。人気の交響曲2番が1902年完成なのでそれより前ってこと。破滅型浪費人間シベリウス34歳の作品で、名声とともに借金もブワーブワーっと音を立てて膨れ上がっていた時期の作品であります。シベリウス自制しろよ。

演奏は「アヴァンティ!室内管弦楽団」名前にビックリマークがついていてこっちがびっくりしますが正式名称です。1983年にサロネンとサラステらがヘルシンキで創ったけっこう由緒正しいオーケストラやぞ。どっちかって言うと現代音楽を得意にしているんやぞ。・・・って訳知り顔で解説してますけど、恥を忍んで正直に書きますとこのオーケストラの存在をたった今の今まで知りませんでした。申し訳ありませんでした。深くお詫び申し上げますととともにご事情ご賢察の上ご了承賜りますようお願い申し上げます。かしこ。

それではみんなお待たせ、特にシベリウスファンの皆様、121年ぶりに鳴り響いたシベリウスの秘曲、はりきってどうぞ!!

きっと日本でもこの数年のうちにどこかのオーケストラが初演することでありましょう!!その時が来るまで待たれよ。

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