アメリカのオーケストラでは給与カットの団体多数ありとの情報。25%-100%。

日本ではすでに客席の市松模様をやめて、完全に販売しているコンサートもけっこうあります。昨日、西日本のとあるホールの部長さんとお話をしましたが「大ホールでのオーケストラ公演、急遽販売したのにも関わらずかなりいい感じで売れている」とのことでした。めでたい。すばらしい。

これから冬にかけて感染が拡大して行かないよう、そして客席がこれからもご安全なままステイしますよう、一人ひとりの皆様の意識がハイレベルでキープされる事をウィッシュしております。何となれば意識を高く持つのは難しく、意識低い系へと堕するのは急速かつ極めて容易なのだ。人間とは、楽な方へ楽な方へと進むものなのであります。トゥギャザーしようぜ!!(だめです離れて)

この数日、アメリカ人がマスク無しで罵り合う映像(選挙絡み)をニュース番組でよく目にしますが、それが感染源ではと思うのは気のせいでしょうか。そんなアメリカのオーケストラでいま給料カットがどんな状況になっているか、ご存知でしょうか。Musical Americaにいくつかの例が書いてあったんですけど、サンフランシスコ響が30%のカット、サンフランシスコ・オペラは50%カット、オースティン響=80%カット、ワシントン・ナショナル・オペラ25%、ニュージャージー響は40%のカットなんだそうです。きっつ。

More Pay Cuts for Orchestra Musicians
https://www.musicalamerica.com/news/newsstory.cfm?storyid=46360&categoryid=1&archived=0

すいません上記リンクは有料記事です。

そして驚くなかれメトロポリタン歌劇場、ヴァージニア響、ナッシュビル響、インディアナポリス響は100%カットなんだそうです。100%カットて。10%や20%ならまだなんとかなるでしょうけれど100%カットはさすがに無理そう。そもそもアメリカのオケは「給料もらいすぎ」という声もあったわけですが、その議論はともかくとして、大幅減額っていうのはきっついですよ。心折れる。

メトロポリタン歌劇場はスター歌手を起用しての有料のライブストリーミングをやっていて、多額のギャラがスターに支払われています。しかし歌劇場を支えているのは世界の都市を飛び回るスターだけではないことは皆様もご承知のことと思います。オーケストラ、さらには合唱団、衣装、大道具小道具などめちゃめちゃ多数の人たちの力で成り立っているんですよ。

これに関しては内部からもいろいろな声が出ているようですが、しかし、こういうときに全員が納得できる解決策っていうのはきっと・・・・ない、のでしょう。

関係者同士の罵り合い、からの、感染拡大へと突き進んだらそれこそいいことなし、最悪のパターンすね。

4.5 6 votes
この記事の評価
guest
1 コメント
古い順
新着順 高評価順
Inline Feedbacks
View all comments
だるぺん

今日トリフォニーでやった講談・伯山独演会は最前列2列空けてSold Outでした。 それに較べて客席すかすかのクラシックは何の問題もないのではないかと思いました。