ショパンは同性愛者だったのか

ショパンの音楽は繊細さにあふれていてどちらかというと女性的。マッチョなリストと比べたらますますよくわかる、のかもしれませんけれど。

しかしショパンは同性愛者だったという新しい(新しくもないのかも)主張がこのたびスイス方面で出まして、その根拠というのが、手紙だというんですよね。なるほど。

というわけで、レブレヒトが紹介していたスイスの公共放送局でありますスイス放送協会(SRF)の文章を眺めてみることといたしました。↓これね。ラジオで放送された内容を書き起こしてる感じなのかな。

Chopin war schwul – und niemand sollte davon erfahren
(ショパンはゲイだった。そしてそれは誰も知るべきではない)
https://www.srf.ch/kultur/musik/spaetes-outing-chopin-war-schwul-und-niemand-sollte-davon-erfahren

ふむ、、、、すこしかいつまんでみますと。

同性の友人に宛てた手紙の中の表現からそれがわかるのだが、そもそも手紙はポーランド語で書かれているから、ポーランド語ネイティブでないとその真の意図が見えないのだ。Wikipediaに(男性との恋を示唆する内容が)書かれてもすぐ削除される。フォンタナ(友人というかマネージャーというか便利屋とかそういう存在)とはパリで何年も一緒に暮らしてたよね。サンドとは男女の関係じゃなかったことに今ほとんどの研究者は同意しているよね。ポーランドは保守的な国だし政府もひた隠しにするだろう。

・・・・とかそういうことが書いてあるんだろうな、と理解しました。なお上記文章はドイツ語です。私はドイツ語といえばごく一握りの「ドイツ人にやたら大受けする」単語・フレーズ以外はわかりませんから、この文章の真意はわからないんだけれど、ということもどうぞお忘れのなきよう。ドイツ語の分かる方はラジオ番組も聞けそうなので聞いてみてください。何かもっと分かったら教えて下さい。なお上記のURLにはショパンが愛した男性全員?のリストもあり、

アントニ・ヴォジンスキの手紙「ショパンはすでに私を求めていた。さらに可愛くなった。毎日顔を合わせています。最初の夜に一緒にオペラに行った」ショパンからの手紙「信じてくれ、ティトゥス(・ヴォイチェホフスキ)と同じように君のことを考えている」

とかそういう赤裸々な?内容も書き出されております。

マイノリティを持ち上げることは今、世界的なブームでしょうか。ショパンが同性愛者だったと再定義を試みることも、その流れの上にあるのでしょうか(誤解のないよう書いておきますが、私自身はショパンが同性愛者だったかどうかを否定したいわけでも肯定したいわけでもありません)。

スラヴ系の人たちって、男性同士でも挨拶としてキスすることがある(あった?)らしい、ということは知っていましたけれど、これはそれに類するような話を拡大解釈、もしくは違う時代を生きる自分たちの常識に基づいて判断した可能性もあるんではないか。個人的には眉唾ものなのでは、とも思うのですが皆様はいかがお考えになります?

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